説明
中間管理職(ちゅうかんかんりしょく)とは、管理職の中でも、自身より更に上位な管理職の指揮下に配属されている管理職の事を言う。
平ったく言うと大幹部(専務・常務など)と平社員のド真ん中に位置する地位で、大幹部と平社員のパイプ役を担っている(平社員<中間管理職<大幹部)。
それ故に、上からの命令と下からの突き上げという双方からの圧力が掛かり、なおかつ上下の潤滑を図る必要もあるなど、大変な役柄でもある。
代表的な管理職として、部長、課長、係長が挙げられるが、この場合で中間管理職に該当するのは課長と係長となる。
部長は一般的な組織系統の場合、役員の指揮下にある場合が多く、役員(☆)は管理職ではないので、部長は中間管理職ではない。だが、課長は更に上位な管理職である部長に、係長も更に上位な管理職である課長の指揮下に配属されているので、中間管理職となる。
(☆)役員及び経営者は管理監督者
また、警部も警察組織では丁度ド真ん中に位置する中間管理職であり、事故事件現場で刑事や巡査たちを統率し、本庁では警視長・警視監といった大幹部、そしてラスボスに匹敵する警視総監の相手をしなければならない最も大変な役職でもある。(巡査<巡査長<巡査部長<警部補<警部<警視<警視正<警視長<警視監<警視総監)