袖付きの輸送船、ガランシェールから出撃したクシャトリヤによって僚機『ジェガンD型』が次々とファンネルによって撃墜されたのに対し、このスターク・ジェガンのパイロットはファンネルによるオールレンジ攻撃を真っ正面から突っ込み(HG版の説明書によると、第二次ネオジオン戦争でアムロが駆るνガンダムを目撃し、放たれたフィン・ファンネルによるオールレンジ攻撃のパターンを読んでいたらしい)、クシャトリヤとビームサーベルでの熱い鍔迫り合いを披露した。
■月を背にして遠近錯覚を利用
■機体のパワー差を補うため、鍔迫り合い時に、機体を回転させて力をズラし、押されないように対応する
■ミサイルの中にサラリとバズーカを混ぜる
■ファンネルを見るなり即座に素早い手捌きでポッドをパージし、ファンネルによるオールレンジ攻撃に対し、致命ポイントを追加装甲でカバーしつつサーベルを抜き、ファンネルが使いにくくなる接近戦に持ち込む
などなど、相当な熟練パイロットであることを窺わせる描写が随所にある。
しかし、最期はクシャトリヤの両肩に搭載された4枚のバインダーの逆噴射によって攻撃を妨げられた所をビームサーベルによってコックピットごと真っ二つにされた。
両断された機体からの残留思念から、「袖付きめ・・・」と言い残している。
なお、先に撃墜されたジェガンパイロットも、撃墜こそされたが、反応は出来ているため、対NT訓練等は受けてないにしろ、それなりに戦い抜いたパイロットであることが分かる。
(あの時は機体の自動回避システムが、多角的なファンネルに対処仕切れなかったために、殆どかわせずに撃破されたらしい)