概要
シシボイジャーをベースに、腕にホウオウボイジャーのブースター、背部にホウオウボイジャーの上部とホウオウステーション、足に発射台であるホウオウベースが合体、更に他のメンバーのキュータマが各部に合体して完成する巨大ロボ。
合体しているボイジャーは4機のみだが、キュウレンジャーの力の源と言うべきチェンジキュータマが全て結集している為か今までのロボを上回るパワーを発揮する。
操縦には全員搭乗する必要はなく、最低限ベースとなるボイジャーのパイロットであるシシレッドとホウオウソルジャーの2名だけでも十分戦闘行動が可能。しかし、人数が少ない分各パイロットに掛かる負担は大きいようで、ラッキーは「2人で動かすのはちょっとキツい」と零している。
全員が搭乗した場合は、各部の操縦をその部位に搭乗しているメンバーが担当するために一人一人の負担が軽減されて反応速度も上昇する。その分全員の一糸乱れぬ連携が必要になるが、ソルジャーの的確な指示によってそれを可能としている。
その他コクピットへの直接攻撃もキュータマコクピットを一旦分離させて回避したり、同じくキュータマコクピットを分離させてボイジャーを呼び出しての一斉攻撃も行える。
必殺技は、手部分のブースターから9999℃の炎を噴射する『キュータマジンメテオブースター』と、全身のコックピットから12発のチェンジキュータマ状のエネルギー弾を放って敵をキュータマ状のエネルギーフィールドに閉じ込めて爆破する『アルティメットメテオブレイク』。
余談
- 前述の通り、「キュータマだけ全部乗せ」と言う良くも悪くも思い切ったデザインコンセプトのため、玩具ではキュータマだけ分離したキュウボイジャーが盛大に余ってしまうのだが、少なくともミニプラではリュウボイジャー以外のキュウボイジャー(所謂『手足組』の九体)は両前腕部のブースター・翼部分各四門と二箇所、両足の踵部分、バックパックと化したギガントホウオーの太腿部分の合計十箇所にマウント出来るようになっている。
- また、「両腕に手首あるいはそれに準ずるパーツが殆ど存在せず砲撃武装(本機の場合は実質的に火炎放射器だが…)となっているロボット」は戦隊ロボの歴史の中では本機が初めてと推察される。
関連タグ
キュータマ…キュウレンオーと異なり、合体する配置が決まっているものと思われる。配置についてはこちらを参照。
トッキュウレインボー…「コアパーツだけ全部乗せ」と言う「良くも悪くも思い切ったデザインコンセプト」が共通。