概要
ホーンテッドマンションとは、西洋のお化け屋敷であり、ダークライド型のアトラクションである。
「カントリーベア・ジャンボリー(カントリーベアーズ)」「カリブの海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)」に続き、2003年に映画化された。
ゲストはプレショーとして、「年老いていく肖像画の間」と「伸びていく肖像画と壁の間」を見た後、ドゥームバギー(死の車)と呼ばれる3人乗りの黒い椅子型のライドに乗り込む。
設定としては、999人の亡霊が潜んでいる、レンガ造りのゴシック風洋館が舞台。亡霊たちは、館に訪れるゲストを1000人目の仲間に迎えようとしている。
なお、途中の水晶玉に浮かぶ女性はマダム・レオタと言う名前で、この屋敷の住人を次々に殺害して呪いの屋敷に変えたというストーリーがあるが、これはアメリカのディズニーランドのキャスト(スタッフ)の創作である。キャストによるストーリーであるため、公式とは言えないまでもそれに準じたものとして扱われることがあるようだ。
キャストの衣装は女性は屋敷のメイド、男性は執事をイメージとしており、特に女性キャストの深緑色のエプロンドレス風ワンピースとコウモリが特徴的な白いのカチューシャ姿は人気が高く、Pixivでもよく描かれている。
ホーンテッドマンション・ホリデー
毎年9月から翌年1月まで行われている、映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフに、同アトラクションの内容や外装を大幅に変更した上で、ジャック・スケリントンやサリーたちが登場する全く別のアトラクションとして運行する期間限定スペシャルバージョン。
映画
ジャンルはホラー・コメディ。ひょんなことから呪われた“幽霊屋敷”に足を踏み入れてしまい、999人のゴーストに迎えられた一家が遭遇する恐怖の顛末をユーモラスに描く。
ストーリー
不動産業を営むジム・エヴァースは仕事中毒で家族サービスもままならない。それでもなんとか今度の週末に家族旅行に行こうと妻サラと約束を交わす。ところが、旅行前日になって、かつてない大きな取引の話が舞い込んでくる。
それは、南北戦争以前に建てられた名家の豪華な屋敷を売りに出したいという依頼。仕方なく翌日ジムは家族旅行の途中、一家でその屋敷に立ち寄ることに。
しかし、いざ屋敷に着いた途端一家は突然の嵐に見舞われてしまう。そこで彼らは、不気味な執事に促されるまま、一晩をその屋敷で過ごすことにするのだったが…。