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カリブの海賊

かりぶのかいぞく

ディズニーランドのアトラクションの一つ。「パイレーツ・オブ・カリビアン」というタイトルで映画化された。 ここでは基本的に東京ディズニーランド版について解説する。
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概要編集

世界のディズニーランドにあるアトラクションの一つ。

東京ディズニーランドには、アドベンチャーランドにある。

カリブ海沿岸で17世紀から19世紀にかけて暴れていた海賊たちがモデルとなったアトラクション。ウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションであり、ウォルトの死から3ヶ月後にディズニーランドで初めて公開された、ウォルトの遺作とも言えるアトラクション。

2003年に「パイレーツ・オブ・カリビアン」というタイトルで映画化された。


ゲストはバトー(フランス語で船)と呼ばれるボード型のフロート式ライドに乗り、オーディオアニマトロニクス技術を駆使して造られた海賊、市民、動物、骸骨などで再現されたカリブ海の海賊の抗争と失われた財宝を巡る冒険を体験する。


キャストたちのコスチュームは海賊風で、彼らは「海賊の子孫」という設定になっている。

リニューアル編集

2007年に、映画版であるパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズを取り入れる大幅なリニューアルがなされた。このリニューアル後は、映画版のキャラクター「キャプテン・ジャック・スパロウ」や「キャプテン・ヘクター・バルボッサ」「デイヴィ・ジョーンズ」などが登場し、台詞や物語は映画寄りになった。

例えば、海賊船が砦の前で砲撃し合うシーンで、リニューアル前は船に実在した海賊「黒髭」こと「エドワード・ティーチ」が乗っていたが、現在は映画に登場したバルボッサが乗っている。


映画のキャラ以外に、海賊の代表的なキャラクターである小説『宝島』のジョン・シルバーがいる。終盤に石橋で、オウムが近くにおり、大きな酒瓶を持って酔っぱらった左足が無い海賊が彼である。


余談編集

船着き場は、海賊でありながらも通常の貿易商も行い、奪った物資も貧しい人々に分け与えたりしたとされる実在した海賊ジャン・ラフィットの家がモデルになっており、混雑時にだけ使われる部屋に彼の肖像画が飾られている。


ボートにはそれぞれ女性の名前が刻まれている。

ボートが進むごとに時間がどんどん過去にさかのぼっている。


東京ディズニーランドのグランドオープン(1983年)時には、パークの総建設費の約10%が使われた大規模アトラクションでもある。

ランドの総建設費は約1,580億円、このうちの約160億円が、この建設費に充てられていた。(ちなみに「プーさんのハニーハント(2000年完成)」が約110億円、「トイ・ストーリー・マニア!(2012年完成)」は約115億円。)

関連タグ編集

パイレーツ・オブ・カリビアン 海賊

ディズニーランド 東京ディズニーランド アドベンチャーランド

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