「誇り高き騎士よ。災い封じ込めし坩堝に融け込み、真の王と生まれ変わらん!融合召喚!出でよ!神の威光伝えし王!DDD神託王ダルク!」
概要
遊戯王OCGのパックである「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター
名前の元ネタはイングランド王国と戦った「百年戦争」のフランスの国民的英雄、カトリック教会の聖女である「ジャンヌ・ダルク」
性能
融合召喚に必要な素材は「DDと名のついたモンスター2体」と非常に軽く容易に融合召喚でき、攻撃力も高いため戦闘に活かしやすい。
カード効果は1つだけだがDDデッキに無くてはならない効果であり、その効果は「このカードがフィールド上に存在する限り、自分が受ける効果ダメージは全てライフ回復に変更される」
これにより契約書のデメリットである「自分のターンのスタンバイフェイズの度に1000(または2000)のダメージを受ける」が「自分のターンのスタンバイフェイズの度に1000(または2000)のライフ回復」になるだけでなく、他のカード効果で発生するデメリットのダメージも全て回復になる
DDデッキでは契約書を維持させる事がアドバンテージを稼ぐ事に繋がるので回復効果が発生しやすくなりライフが1万を超える事も珍しくない
更に相手からの効果ダメージも回復になるのでレッドアイズ・トリックスター(遊戯王)等の効果ダメージが主体のデッキはダルクが存在するだけで戦闘力を大幅に削がれる事になる
同じ融合素材で出せるモンスターとしてDDD烈火王テムジンが存在するがダルクは状況を選ばない安定感で勝り、コンボを組んだ際の爆発力はテムジンが勝るとそれぞれに利点があるので状況に応じて召喚するのが望ましい
難点は、DDD狙撃王テルやDDD反骨王レオニダス等の「効果ダメージを受ける事が前提のモンスター」とは相性が悪い事である(自動的にライフ回復に変化されるので効果ダメージが発生しなくなり効果が使用できないため)
原作にて
魔神王の契約書の効果で、墓地のDDパンドラ・DDプラウド・シュバリエを融合素材として融合召喚される(上記の召喚口上の「誇り高き騎士」はDDプラウド・シュバリエ、「災い封じ込めし坩堝」はDDパンドラを指す)
アニメ版の効果は「効果ダメージを無効にして無効にした数値分自分のライフを回復できるという効果」であり、なんと相手が受ける効果ダメージも自身のライフ回復になるというものであった
攻撃名は「オラクル・チャージ」、効果名は「ライフ・イレイション」
攻撃名の「オラクル」は「神託」、効果名の「イレイション」は「意気揚々」と言う意味であり、神託を授かったジャンヌ・ダルクが兵士の士気を高める様を表したものだろう
カードテキスト
融合・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2000
「DD」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分にダメージを与える効果は、自分のLPを回復する効果になる。