概要
東の海ココヤシ村に住んでいた女性。元々海軍の将校であったが、戦場で2人の戦争孤児(ナミとノジコ)を拾ったのを契機に帰郷し、2人の母親代わりとして生活していた。みかんの栽培を営んでおり、それ以外に特に収入が無かったからか3人の生活はさほど裕福ではなく、ベルメールは二人にいいものを食べさせるため、いつもみかんばかり食べていた。
10年前、突如村に襲来した魚人の海賊アーロンに「年貢を納められない」という理由で見せしめのため射殺された。
これは最初ベルメールが養子縁組届けを出していなかった事を逆手に取り、有り金で彼女1人の年貢を収めさせ、その隙にナミとノジコを脱出させる為にゲンゾウや村人達が密かに口裏を合わせていたのだが、大事な家族の存在を無かったことにしたくなかったベルメールは「そのお金は子供達の分だけで、私の分はない!」と言ったためである。殺される間際、彼女を心配して引き返してきた2人を抱きしめ、「どんな事があっても、自分が生まれてきた世界を憎まないで」という別れの言葉を遺した。
なお、魚人達に制圧された時点で村にあった船は全て破壊されており、その事に気づいていたベルメールにしてみれば他に選択肢が無かったと思われる。
『ONE PIECE 巻零』および『ONE PIECE FILM STRONG WORLD EPISODE:0』では現役時代のベルメールが登場している。
プロフィール
本名 | ベルメール |
---|---|
通り名 | 無し |
出身地 | 東の海 コノミ諸島 ココヤシ村 |
CV | 日高のり子 |