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SCより登場するが普及版のFCでも顔見せ程度に登場する。通称レーヴェCV緑川光

獅子の果敢という意味のドイツ語から由来する名前である(作中ではオリビエがそう述べている)。これは英語でいうところのライオンハートに相当する。また、愛称のレーヴェも同様に獅子という意味を持つ。

ほとんどの登場人物はレオンハルトとは呼ばずレーヴェと呼ぶのだが、本人はあまり愛称で呼ばれることを好ましく思っていない様子である。しかしながら公式でもレオンハルトという表記は皆無と言ってよく、モンスター図鑑に相当する魔獣図鑑、エンディングなどでもレオンハルトではなくレーヴェ(剣帝レーヴェ)という記述がされている。ちなみにレオンと呼ぶ者もいる。確かにレオンハルトを短縮してレオンというほうがレーヴェよりも自然である気はする。

敵サイドのキャラクターではあるが、その中でも人間的、そして容姿、さらには強さ、どれをとってもトップクラスのキャラクターであり、人気は高く、ヴァンテージマスターイースVS.空の軌跡でもキャラクターの一人として登場している。

以下ネタバレ注意。

空の軌跡FC

FCではほぼ登場しない、という話をしたが実際には登場しており、ロランス・ベルガー(通称ロランス少尉)という偽名で、尚且つ不気味な仮面をつけてグランセル城のリシャールの元で暗躍している。クーデターを進めながらゴスペルの実験を行うという敵役らしいことを行う傍らヨシュアエステルのことを遠くで見守ったり(監視ではない)、テレサ院長を助けたりといった行動も見せている。

ストーリー上では二回戦うことになる。闘技場女王の救出の際であるが両方ともかなりの強敵である。特に後者の方はラスボスよりも強いのではないか、という強さである(負けてもストーリーは進行する)。

その後色々な伏線を残し姿をくらますことになる。

空の軌跡SC

中盤でエステルたちの前に登場。古代竜であるレグナートを用いて一部の町などを破壊して回るという悪役っぽさを再び見せる。しかしながら後にレグナートからむやみな暴走をしないようにしていたことや遺児の墓に花を供えていたことが明らかになるなどやはりいい奴である。

そしてヨシュアと彼の関係も明らかになり同時にレーヴェの過去も明らかになる。彼らはハーメル村を故郷としていた。レーヴェは遊撃士を目指しカリン、ヨシュアの姉弟とも仲が良かった。しかしながらあるとき村は襲撃を受け、カリンは命を落としてしまう。さらに帝国とリベールの政争の道具となりハーメル村は存在そのものが地図から消されてしまう結果となった。ヨシュアの心はその時壊れ、レーヴェもまた政治への強い不信を深めることになる。そしてそんな彼らに対して「身喰らう蛇」からのスカウトが来たというわけである。

そして終盤では次々と執行者と対決する中でそのトリをとるキャラクターである。PC版発売直後の彼は(特別弱いというわけではないが)彼にしては弱いという意見が多かった。そのため、急遽強化パッチがつくられ結果として前作のロランス少尉の時と同様にラスボスを超える強敵、というポジションを得たのである(そのためか、またしても敗北してもストーリーが進行するようになった)。さらにPSP版ではそれに輪をかけて強くなっている。

その後エステルやヨシュアに対して賞賛の声を送りワイスマンと対決する彼らを励ますのだがその途中、ワイスマンに苦戦するエステルたちを助ける形でワイスマンに突撃し死亡する。組織から足を洗おうと考えた彼の死亡フラグイケメン補正を以てしても消すことはできなかったわけである。

すでに死亡しているため登場しないと見せかけてまたしてもFCの時のように仮面をつけて黒騎士として登場する。またしても終盤で戦うことになり前作同様の強さを見せてくれる。今作では撃破できなかった場合イージーモードとして、敵が少し弱化したもので再戦することができるのだがイージーモードにした場合はとあるアイテムが手に入らなくなってしまう(カシウスにもイージーモードが存在する)。

さらに闘技場のナイトメアの最終戦でなんと剣聖カシウスとタッグを組んで登場。ただでさえ強敵のカシウスとのペアに苦戦させられたプレイヤーは少なくなかろう。

ということで三作品通してプレイヤーを苦しめながらも、同時に敵ながらあっぱれな人格者でもあった、と言えよう。

ピクシブでは彼の愛称でもあるレーヴェが用いられる傾向にある。

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