CV:大橋彩香
人物
フレメヴィーラ王国侯爵ヨアキム・セラーティとその妾との間に生まれた子であり、嫉妬深い正妻への配慮から母やキッドと共に実家から距離を置いて生活していた。彼女もまた父親の事をあまり好いておらず、むしろ嫌っているフシがある。
幼少期に父親の訪問を嫌がり家出を画策していた所をエルと出会い、それ以来行動を共にするようになる(Web版では出会った際の経緯が異なっており、キッドの紹介でエルと出会っている)。
可愛いものに目がなく(ただし可愛いの基準は彼女独自の感性に基づいている)、特にエルのことを非常に気に入っており、彼が居ない場合不機嫌になる事もしばしば。
また、異母姉であるステファニア・セラーティとはお互いにエルを気に入っている間柄である為、学園生活の中で彼をよく取り合う事が多かった。
「エルといればもっと先に行けそう」という理由から、キッド、エルらと共にライヒアラ機操士学園に入学。
その後設立された銀鳳騎士団では、キッドと共に団長となったエルの補佐を努めた。
ライヒアラ入学以前よりエルの手ほどきを受けて鍛錬を続けていた事もあってエル程ではないがそのスペックは常人ならざるレベルにまで達しており、力技を好むキッドとは対照的に魔法の精密制御を得意とする。
エルのことは、好きなことは好きだが、幼少期の頃から半ばぬいぐるみや抱き枕扱いであり、原作4巻(16~17歳)でも平気で同じベッドで同衾したり(もちろん、一線は超えていない模様)と、成人後もあまり異性として意識していなかったが、大西域戦争終了後あたりから、エルに不意打ちでキスされて硬直したり、巨人との遭遇時にエルから彼女のことを(説明を簡略にするための方便で)「妻です」と紹介されて狂喜乱舞したりと、僅かでづつはあるが進展している。
巨人戦争後、上記の「妻」発言を思い出し、エルに「(夫婦の)振りなのを本当にしちゃいたい(=エルと結婚したい)」と告白し、エルがその思いを受け止めて遂に婚約関係となった。
主な搭乗機
ツェンドルグ
最初に乗った人馬型幻晶騎士。
複座型だったためアーキッドと同乗。
ツェンドリンブル
ツェンドルグの単座量産仕様。
ヘルヴィに機体操縦のノウハウを伝授したが擬音混じりの説明もあって物事を教える事が出来ない彼女の欠点が露見した。
シルフィアーネ
大西域戦争の後開発された空戦仕様機。
脱出機構となる降下甲冑のテストのために何度も射出テストに付き合わされたことも。
イカルガ
巨人戦争でエルがシルフィアーネをカササギの建造に流用してしまったため、銀鳳騎士団と合流した際に再建造された機体を一時的に操縦(ただし、エルほどの操縦はできない)。
エルのカササギと合体し、マガツイカルガとなった。