CV:千本木彩花
人物
フレメヴィーラ王国貴族セラーティ侯爵の長女。ライヒアラ騎操士学園中等部の生徒会長。
キッド、アディ、バルトザールの姉(他に、セラーティ家嫡男の兄がいるが、劇中未登場)。
妾の子であるキッドとアディとは出自の壁こそあるものの、二歳下の二人を実の家族のように見守っている。
一方で、双子を目の敵にしていたバルトザールには頭を悩ませており、バルトザールがアディを人質にとってキッドと決闘(という名のリンチ)した時は、さすがに我慢の限界にきてアディを救出しようといていたエルネスティをサポートしている。
可愛くて賢い子が好みで、特にエルの事が大のお気に入りで、入学前から騎操士学園の図書室に入り浸っていた彼に早い段階から目をかけていた程。
その為、同じくエルの事を気に入っているアディにとっては姉であると同時にライバルでもある。
(「可愛いものに目がない」という点では妹であるアディとは似た者同士とも言える)
※アニメ版では尺の都合上愚弟バルトザール絡みの一件が存在ごとカットされた為、エルとは陸皇(ベヘモス)事変直前に知り合っている。
貴族家の出身という事もあって人を扱う事に長け、陸皇事変では小型魔獣の大量発生で孤立した際に中等部の面々を適切な指示でまとめ上げ、被害を最小限に抑えつつ援軍が来るまで持ちこたえるなどの戦略眼を発揮した。
中等部卒業後の動向については、長らく出番が無く設定集で軽く触れられた程度だったが、短編「旅立ちの合間に」で卒業後すぐにセラーティ侯爵領に戻り、約2年後の西方暦1280年にケルヴィネン伯爵家の長男レンナルトと結婚している事が語られている。また、5年後のエルとアディの結婚式にも参加しており、交友関係は続いている模様。