「我に至上の歌声を届けよ!」
概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE SONG」、漢字名は「歌」。
実体化すると、ト音記号の髪飾りをつけたロングヘアの少女の姿をとる。
気に入った相手の歌声をコピーし、本人と同じように歌う能力を持つ。
性格は穏やかで努力家。
作中では
クロウカード編
全国大会に向けて練習していた知世の歌声をコピーし、本人と同じように友枝小学校の音楽室で練習を(夜な夜な)していたため、幽霊が出たと噂になってしまっていた。
捕獲のため夜の学校を訪れたさくらと知世は、音楽室に近づくうちに聴こえてくる曲が知世の練習している「夜の歌」だと気づいている。
ケルベロスの助言で知世が「自信を持って」歌ったところ、彼女の歌にハモりを乗せて姿を現し、封印された。
ちなみにその直後、幽霊の歌声を聴きたがっていた雪兎に録音して聴かせるため、さくらは知世と「歌」にもう一度デュエットを頼んでいる。
その後は第37話「さくらと消えた知世の声」にて、知世の声を奪った「声」を誘い出すために使用された。
また、月による最後の審判の途中、さくらが見た「皆が一番好きな人への想いを忘れてしまった世界」の中にも登場。「歌」の歌にさくらの周りの人々が歌声を重ねていき、最後にさくらが雪兎を思い出す……という場面であった。
さくらカード編
第49話「さくらとキケンなピアノ」にて、エリオルの魔法で知世の声に反応し襲ってきたピアノをおびき出すために使われる。
アニメでは「火」に続き、2枚目のさくらカードとなった。