CV:白石涼子
プロフィール
概要
「ザ・チルドレン」の一人。真面目で成績優秀な少女。
3人の中では、一番奥手で常識人。耳年増な薫と紫穂の話題についていけないことも。
いつの間にか「貧乳属性」の持ち主になっていた。
能力
レベル7の瞬間移動能力者(テレポーター)。
単独テレポートではマッハ5を超える速度を記録するなど、非公式ながらテレポートによる移動の距離・回数・質量全てにおいて世界記録を保持している。また、瞬間移動は空間把握の能力と綿密に結びつく関係にあり、目隠しや幻覚状態においても周囲を感覚的に把握することができる。
役割
コードナンバー「C-02」。任務では基本的に移動や物資の運搬などを担当する事が多いが戦闘能力が無い訳ではなく、物質内に転送(生き埋めや内部からの破壊)・上空から物質を落とす・相手を上空から落とすなど間接的ながら強力な攻撃方法を持つ。また、サイコキノでないにも関わらず宙に浮いている事があるが、これは少し上への瞬間移動を高速に繰り返す事で浮いている 女の恨み?:週刊少年サンデー07年39号: 完成原稿速報・ブログ版。
服装
リボン、ネクタイとベレー帽の色は青。ESPリミッターはイヤリング型(空間把握能力に影響する感覚器官に近い)で月の意匠。旧型は満月を象っていたが、新型では三日月に変更。眼鏡をかけている。髪の色は黒色。
性格
京都出身という設定ではあるが、作者が京都弁を知らないため大阪弁を使う。
3人の中では一番の常識人かつ真面目で大人しい方だが、それはあくまでも他の2人と比べたらの話で、一般的には立派な問題児である。また精神面では薫や紫穂に対する依存も大きい。学校の成績はとても優秀。ザ・チルドレンのチームワークを重んじ、情に厚い。また、耳たぶが弱点な他に体をくすぐられるのも弱い。胸の成長が他の二人より遅れていることを気にしている様子。
性的なことに関しては、3人の中で最も潔癖症かつ奥手で、「不潔」が口癖になっている(主な対象は皆本)。薫のオヤジ用語に付いて行けず、紫穂に意味を聞いてはぐらかされる場面がよく見られる。ただし、性的な知識などをちゃんと知っていながら、知らない振りをしている面も見られ、中学生編では紫穂から「この『自称カマトト女』がぁぁぁ!」と、罵声を浴びせられ、シャープペンで突付かれた事もある
計算高く、ステレオタイプの関西人としてお金に敏感な一面を見せることもある。名前の由来は葵の上から。
薫の誕生日会でガールズバンドを結成時に音楽的センスがないことが発覚したが、文字通り血の滲む努力の末に1曲だけはマスターした。
家族
実家は京都で会社経営をしている。両親と過去病弱だった弟がいる。幼少の頃、家業がうまく行かない為にバベルに売られたと思っていた。現在の家族関係は良好。姉大好きな弟のユウキと娘を溺愛する父の大作は、皆本に敵対心を持っている。
仲間内
皆本を「皆本はん」、他のチルドレンのことは「薫」「紫穂」と呼ぶ。学校の成績はやはりチルドレンで一番優秀。紫穂は葵のことをチルドレンの中で「スポーツではどうしても3番目になる」と評したが、テレポーターであるため歩く機会が他の二人より少ないことが原因。その為か、体重においてもかなり危うい模様。
薫や紫穂と同じく、皆本に対して好意を抱いている。小学生編ではあまり自分から仕掛けたりはしていなかったのだが、中学生編では抜け駆けも多くなり積極性が増してきた模様。個別行動の機会は現段階で多少だが2人より多い。実家に皆本を連れて行った時は、婚約者を連れて行く気分になっていた。最近では薫や紫穂に便乗して皆本を誘惑する事もある。
過去
4歳までは割と普通だったのだがその後急に力が強くなり、バベルに預けられた。葵が負傷したとのことで治療のためにバベル研究施設に運び込まれたことが、皆本とチルドレンが出会うきっかけとなったが、実際は頭にたんこぶができた位のものであった。
未来
未来では20歳時、兵部の命名通りなら「光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)」と呼ばれていると思われる。薫から「黒い幽霊」の真の目的を聞いたことから、B.A.B.E.L.を離れてP.A.N.D.R.A. の一員となっている。予知で彼女が皆本と対峙していた際は、敵の放った核ミサイルを食い止めており、助けに現れたバレットが倒される場面に遭遇する。
なお、10歳の時に一度未来の自分の姿を見た際には、(それが未来の自分の姿とは知らず)「色気のない貧乳メガネ」との評価を下した。
体型・B80、W56、H83。シックで落ち着いた服装。
現代、兵部からは「女神(ゴッデス)」と呼ばれている。
関連イラスト
関連タグ
ブロッサム(作者曰くチルドレンはパワーパフガールズを参考にしており、特にブロッサムは葵と共通点が多いためモチーフと思われる。)