概要
ザ・チルドレンとは、絶対可憐チルドレンの作中に存在する内務省特務機関超能力支援研究局B.A.B.E.Lに所属する日本に3人しかいないレベル7超能力者の少女、明石薫・野上葵・三宮紫穂、もしくはそこに現場運用主任である皆本光一を加えた特務エスパーチームのコードネームである。
高校生編以降はエスパーとして雲居悠理がチームに加わり4人体制となると共に、松風浩一が指揮官代理として協力することとなる。
5歳の頃既に超度がレベル7を示していた薫・葵・紫穂はB.A.B.E.Lに預けられ、「ザ・チルドレン」のコードネームをもつ特務エスパーとなる(ちなみに命名したのは兵部京介)。
子供の身には大き過ぎる能力とB.A.B.E.L局長である桐壺帝三の溺愛により歴代運用主任を10人以上廃人にするほどの問題児集団として成長してしまう。さらに薫たちが10歳の頃に政府が教育省から派遣した須磨貴理子により虐待じみた指導を受け一層荒むことになる。
遅れてB.A.B.E.Lへ就職した皆本はそれに反発し、また偶然起こった事故で3人を上手く指揮したことにより、桐壷らによって半ば強引にザ・チルドレンの運用主任となる。薫たち3人は初め皆本に対しても反発していたが、熱心な教育により態度が軟化し仄かな恋心まで抱くようになっていく。また皆本の尽力により学校への登校も可能となった。
小学生から中学生、そして高校に進学した際の二度にわたって制服が変わっている。いずれもミニスカートなのは薫の趣味である。
薫・葵・紫穂の3人は未来のエスパーとノーマルの最終戦争においてエスパー側を率いる存在となることがレベル7予知能力者の予知によって決定しており、皆本がその運命を変えることがこの作品の中学生編までのテーマであった。
中学生編で雲居悠理の洗脳を解きギリアムの計画を阻止したことで予知は回避され未来は白紙になった。
高校生編で所謂「揺り戻し」が起こり、B.A.B.E.Lと所属員たち、そして一般社会はギリアムの手に落ち、離反せざるを得なくなった。彼らを正常に戻すため、ギリアムに囚われの身となった皆本らを救うため、奔走する日々を送ることになる。
関連タグ
パワーパフガールズ…ザ・チルドレンと同じく、スーパーパワーで悪と戦う3人娘。作者曰く、「チルドレンはパワーパフガールズを参考にした」とのこと。