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概要

エスパー犯罪者集団P.A.N.D.R.Aリーダーを務める、「史上最悪のエスパー犯罪者」の異名を持つ複合能力者。

プロフィール

誕生日1930年4月15日
星座牡羊誕生日と星座を訂正座
登場時80歳(小学生編)
身長172cm
体重56kg
血液型0型
所属日本陸軍超能特務部隊→P.A.N.D.R.A
声優遊佐浩二/(幼少期)井上麻里奈(アニメ本編)、平野綾(THE UNLIMITED 兵部京介)

人物

常に学生服を着用する白髪の美青年。P.A.N.D.R.Aの面々からは「少佐」と呼ばれている。

小学生編時点で実年齢80歳を迎える老齢だが、生体制御能力によってテロメアを操作するアンチエイジングを施しており、青年期の肉体を維持している。かつては日本陸軍超能特務部隊に所属していた軍人であり、「少佐」の異名は戦時中の階級が表向きの戦死により二階級特進したものに由来する。

常に飄々・策士然としており、外見年齢に即した口調・振る舞いを崩さない。その反面数十年に及び数多の修羅場を潜り抜けてきた経緯から、老獪な腹の探り合いにも長けている。しかしその実、とてつもなくイタズラ好きで大人気なく、身勝手な性格。謀略が得意な割に後先を考えず細部が適当なので、部下たち(主に真木)のフォローを受けている。

戦前生まれの為センスや嗜好が周囲とかなりずれており、P.A.N.D.R.Aのメンバーの頭痛の種になる事もしばしばだが、本人はネタとしてわざとやっているかのような描写も見られる。学生服を着用するのは、かつて超能部隊で志賀が戦死した際、葬儀で夏見から喪服として借りて着用したのが由来であ利、自分と仲間の為の喪服の意味もある(また昭和40年代はこの学生服姿を逆手に取り、謎の転校生として密かにエスパー集めをしていたが、現在ではいろいろ面倒になり勧誘が直球になった)。

対人関係

に対しては彼女の才能や予知での運命から、自分自身を重ねて異常な愛情(薫たちが孫のような感情)を注いでおり、彼女の幸せのためなら命すら投げ出す覚悟がある。そのせいか薫からはそれなりに信頼されてはいるものの、それは自分の価値観に合う偏った愛情でもあり、また同時に皆本を何度も苦しめたり、薫達チルドレンがP.A.N.D.R.Aのリーダーになる事を勝手に運命付けている為、葵や紫穂からは強い嫌悪感を抱かれている。

また、ザ・チルドレンの指揮官である皆本には、かつて自分を裏切り射殺しようとした早乙女と酷似している容姿から彼のイメージを重ねている上に、更には薫にとっての想い人ということで、異常ともとれる憎悪と執着を抱いている。催眠術で苦しめたり、バベルのエスパー達の前で自分を撃たせようとしたり、更には子供の姿にしてトラウマを再発させようとするなど、嬲るように苦痛と苦悩を与え続けているが、逆に試練を与え皆本の成長を促しているともとれる。しかし、皆本を殺害すると薫の死にまで繋がる運命のため不可能となっており、皆本の命も薫の死の回避のため救わなければならないのが現状であって、そのジレンマから抜け出す方策に頭を悩ませている。

P.A.N.D.R.Aのメンバーを「家族」として大切に扱っており、彼らからは「家長」として大変に慕われているものの、同時に年甲斐もなく無茶ばかりしたり気まぐれな行動を見せるダメンズぶりから、不安がられることもある。また冷酷で残忍な一面も持ち合わせており、エスパーの気持ちは同じエスパーにしか理解出来ないと断言している。一度だけテロに巻き込まれたノーマルの少女を助け、報復のためにテロ組織を潰した事があるが、それは単に彼女がに似ていただけという理由からである(彼女がノーマルであることを本気で残念がっている)。

不二子は兵部にとって姉のような存在であり、同時に兵部に数多くのトラウマを与えた張本人でもある。戦後は思想を違え対立しているが、兵部の方は未だ親愛の情を持っている様子も垣間見せており、時折彼女を「姉さん」とも呼んでいる。ただし彼女の説得には一切耳を貸そうとせず、自分の主張を押し付ける一方で、作中で一度彼女を本気で殺そうとしたこともあり、そのときは薫に阻止された。

賢木とも犬猿の中であり、彼をことあるごとに『ヤブ医者』呼ばわりしている上、(忘れている、あるいは気づいていないが)更に10年以上に渡るに古い因縁で繋がっている。

周囲(敵・味方問わず)からは「ロリコン」「変態」「おかっぱ頭」「じじぃ」「ストーカー」呼ばわりされている。薫からは「京介」と名前で呼ばれる(アニメ版・原作共に途中まで「兵部さん」と呼ばれていた)が、この事が兵部を心酔するP.A.N.D.R.Aメンバーの嫉妬を煽っている。

目的
ノーマルに疎外されたエスパー達を解放しエスパーの楽園を作る事を目的としており、真木や紅葉といった現在の幹部達には、平穏に暮らすか復讐かの道を自分で選ばせている。

目的達成の為に、薫を始めとするチルドレンメンバーを引き込み、その上で薫を自分の後継者とし、全エスパーの女王にしようともしている。ただしこれに関してはP.A.N.D.R.Aのメンバー全員が賛同している訳ではない。ただし、ただ予知をたどるだけでは薫が悲劇的な最期を迎えてしまう事も同時に承知しているため、自身の目的は達成した上で薫の悲劇だけは回避できるよう細かな未来の調整も狙っている。

一方でかつては仲間に恵まれながら夢のもとで日々を送っていた少年時代を送り、現在でもP.A.N.D.R.Aメンバーという「家族」を築いていることもあり、根本で非常になりきれない面を覗かせることもある。それが(シンパシーを覚えながらも)家族の情すら与えられなかったギリアムとの決定的な差となっており、全てが終わった後で兵部自身それを自覚することとなった。

能力

レベル不明の複合能力者で、下記のように作中屈指の多様な能力を持つ。

  • 念動力(最初に目覚めた能力。少年時代から飛行できており、超度6以上)
  • 精神感応
  • 瞬間移動
  • 生体制御
  • 電撃発生
  • 催眠
  • 発火

これらは陸軍超能特務部隊によって、あらゆる能力に適応し得る「超常能力肝脳細胞」を持って生まれたことによる才能の賜物であることが判明している。その後戦死した志賀の今際の際に立ち会った際にテレパシーで彼の能力を習得、以来目の前で死んだ戦友の能力を受信・獲得するに至っており、数十年の命のやり取りの末に多彩な能力獲得に至ったものである。

加えて早乙女に額を銃撃されたショックから、さらに複数の能力が覚醒したことに加え、超能力が常に暴走した状態となっている。これにより老化防止や肉体補助を常時行うという荒技を行使できるほか、超能力の念波周波数をある程度コントロールすることで、能力測定を受けつけないほかECMの大幅な効果低減といった芸当も可能である。

生まれ持っての才に加え能力暴走というイリーガルな状態から、常時の生体制御によるアンチエイジングを可能としたことで、これらの能力を肉体全盛期のフルパワーで行使することを可能としていることも強みとなっている。しかし小学生編時点で服薬を必要とする(それも耐性がついて効果が薄れてきている)など、肉体や超能力中枢に負担がかかる行為であることは間違いがなく、長期戦は彼にとって大きな負担となる。

破壊力に加え、生体コントロールで最小限の手間で相手を殺すといった戦術にも長けている。特に派手な大技で気を逸らし、催眠によって幻覚を何重にも展開する波状攻撃でスキを作る戦法を得意とする。とはいえ大人気ない性格から、ノープランで敵の策を打ち破り続けることを優先し、自ら窮地に追い込まれるといったポカをすることも多い。

また特務部隊出身であることから、不二子とともに伊-九号らのプロテクト(特務部隊由来)を解除する技能を持っており、紫穂でさえ破れなかった(と将来対決することになるという)皆本の記憶プロテクトを突破している。

エピソード

戦前〜過去

少年時代に高いエスパー能力を見出され蕾見家に引き取られ、不二子の弟分としてイヤな意味で可愛がられるが、兵部自身は不二子の事をそれなりに慕っていた。大戦中はバベルの前身となる陸軍特務超能部隊の一員として不二子や伊号たちと国の勝利と未来を信じて闘っていた。グリシャムの乗った戦闘機を撃墜し、グリシャムに瀕死の重傷を負わせている他、沖縄戦にも従軍しており、後にP.A.N.D.R.Aのメンバーと共に沖縄を訪れた時は波間に一輪のユリの花を投げ入れ、戦没者に黙祷していた。

大戦末期、回収された伊-八号の脳から未来を予知し、兵部がエスパーを率いて破壊者となることを知った隊長・早乙女(ノーマル)は、蕾見邸において兵部を銃撃(額の銃痕はそのときのものである)。なお、未来予知の内容から特務超能部隊所属のエスパーは全員の抹殺が決定しており、この時に難を逃れたのは兵部と不二子だけである。奇跡的に助かった兵部は強化された能力を駆使して早乙女隊長や返り討ちにし、戦後はそれ以外の特務超能部隊関係者20名を皆殺しにしている。

信じていた祖国や上官に裏切られたことで、ノーマルに不信と憎悪を抱き、同じようにノーマルに迫害されたエスパーを集め、P.A.N.D.R.A結成に至る。皮肉なことにこの時の早乙女たちの愚行により、兵部が破壊者になる未来が確定してしまった。発足したばかりのバベルで、20人以上の職員を殺害したこともある(この20人は全員、上記の関係者20名と同一人物である)。

薫が産まれた当日、彼女の姿を見に行った時に成り行きで5件のお産に付き合わされ、疲労した所を当時12歳の賢木に偶然発見され、賢木の通報で駆け付けた不二子にアッサリ敗北してバベルに囚われた。

小学生編

エスパー犯罪史上最悪の人物とされ、皆本は桐壷から聞かされるまでは存在を知らなかった。犯罪エスパー収容施設の地下500メートルに極秘にハンニバル・レクターさながらに収容されていたが、記録を残さず何度も外に出ており、施設にいたのは隠密活動に都合が良かったからに過ぎなかった。脱獄し表立って活動するようになって以降は皆本やザ・チルドレン(特に気に入っている薫)に事あるごとに接触していた。

チルドレン達をP.A.N.D.R.A側に引き込む事に内心ではやや焦っている節を見せており、最終章では薫の悲劇を回避するため、自らを犠牲にして皆本を少年に戻そうとする(これには、皆本を自分たち側=エスパーにするという思惑も含まれていた)も失敗。

その後は真木らP.A.N.D.R.A幹部から苦言を受け思うところがあったのか、海外活動に専念すべく、小学生編末から中学生編開始まで日本を離れていた(「THE UNLIMITED 兵部京介」はその頃の話である)。

中学生編

チルドレンの中学2年進級直前、単身で「黒い幽霊」の強襲に動き、その施設の5割以上を突き止め破壊するに至る。その後ギリアムと対峙するも、その果てに脱出不能な状況に追い込まれ、ギリアムを殺すのをやめ命を救った結果自らが重傷を追ってしまう。「黒い幽霊」に自身の体を渡すことを防ぐため、フェザーに自分のバックアップを残した後、フェザーの手で虚数空間にテレポート、消滅してしまった。

予知されていた未来では、「黒い幽霊」に攻め込んだ時にユーリの手に落ち、解剖され肉片を「黒い幽霊」の検体にされたことがフェザーによって回想されていたが、上記の介入によってこちらの未来は変えられるに至った。なおそれ以降の当人の安否については不明であったが、薫を女王としてP.A.N.D.R.Aに引き込む事には成功しており、首領の座を譲っていた。

数ヵ月後のチルドレンとユーリの戦闘中、バックアップとなったフェザーこと「京介」を介して帰還を果たす。

高校生編

催眠能力で薫たちの高校に生徒として潜入、生徒会長の座に収まる。
真木が「黒い幽霊」に洗脳され手に落ちた際には、家長として自ら奪還に赴くも、彼の攻撃を自ら受けたことで心臓が破裂してしまう。
療養した後に特注の人工心臓を移植、生体コントロールで更なる肉体的ハンデをカバーして動けるようになる。しかしアンチエイジングに加えて重傷をカバーしての戦闘は大きな負担となり、「黒い幽霊」アジト潜入時には長期戦の末、視力すら失うほどに消耗していた。

ギリアムの死後は不二子とともにビーモスと対峙、そこで薫のブーストによって発生した特異点により召喚された超能特務部隊の仲間と再会を果たす。
ビーモス消滅後は、自身さえも押し殺していた本心を悟った志賀の励ましを受け、過去の怨念から数十年を経て解放される。亡きギリアムに「自身と彼は違う人間だった」と内心で手向けの言葉を送りながら、ビーモスの核を破壊した。

最後は薫と将来を約束した皆本の覚悟を確かめるべく、薫の父を多額の金で買収した上で自らの人格をリプレイスさせて操り(途中でバレた)、その対話の果てに折れて桃太郎と共に去っていった。

THE UNLIMITED 兵部京介

スピンオフアニメであるTHE UNLIMITED 兵部京介では主人公を務める。
学ランの襟にピンバッジ型のリミッターを装着、これを回転させ解除することで「アンリミテッドモード」なる能力解放状態となる。
こちらでは、リミッターを使わないと大きな負担がかかることが示唆されている。

余談

作者によれば兵部は皆本と対になるキャラで、ユングでいうところの「シャドウ」とのこと。

関連イラスト


関連タグ

絶対可憐チルドレン P.A.N.D.R.A THE_UNLIMITED_兵部京介
市丸ギン - 不二子がC.C.コスプレに及んだ次の回で、番外編でだがコスプレに及んでいる。ただし不二子のC.C.と違ってヘアスタイルが全然あっていない。

カップリング
兵不二

関連キャラクター

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