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カラ松事変の編集履歴

2017-10-24 04:43:08 バージョン

カラ松事変

からまつじへん

『おそ松さん』第5話Aパートの題名。

※この記事は「おそ松さん」第5話のネタバレを含みます。



あらすじ(ネタバレ注意)









 おでんのツケを一向に支払う気配のない松野兄弟にとうとう堪忍袋の緒が切れたチビ太は、松野家次男:カラ松を誘拐、人質にとる作戦に打って出る。海のド真ん中に建てられた柱に彼を縛り付けた状態で松野家に脅迫電話をかけ、カラ松が満潮で溺れ死ぬ前に身代金代わりのツケを払うよう要求するのだが…。


  1. おそ松が電話に出るも、「いえ違います」と言って速攻で切ってしまう。
  2. すかさず掛かってきた二回目に十四松が出てしまい応対が支離滅裂でまともな会話が成立しない
  3. そこにチョロ松が来てようやく事態を把握するも、チョロ松以外誰もカラ松を真剣に助け出そうと考えない。しかも全員金欠&兄弟内での借金合戦で、身代金が用意できない。
  4. 最終的に「金のことは母さんに相談しよう」という結論になるが、ちょうど松代の持ってきた「近所のおすそ分けの」の魅力にとりつかれ、カラ松のことを忘れて梨を食べ始めてしまう。

これら兄弟のリアクションは電話を通じて全てカラ松本人に筒抜けであった。肉親の応対と梨が食べられなかったことへの悲しみと悔しさから、カラ松は大号泣。その有様を不憫に思うと同時に義憤に駆られたチビ太は、自らが考案した逆転劇(真夜中にカラ松を松野家の前で火炙りの刑)で自身の未払いのツケとカラ松への兄弟愛を取り戻そうとする。しかし、夜中に起こされてブチ切れた5人はそれぞれ身の回りにあった物(おそ松はバットを、チョロ松はフライパンを、一松は石臼を、十四松はどんぶりを、トド松はピンクの花瓶)を投げつけ、そのまま再び就寝してしまった。


チビ太ではなく、カラ松に。

カラ松は重傷を負い失神。【眠気>>>超えられない壁>>>カラ松】という、余りにもエグい仕打ちだった。


 さすがのチビ太も手の打ちようが無いと感じたのか、火炙りの炎を消してボコボコになって気絶したカラ松を何もなかったかのように置き去りにし、その場を退散し……

Aパート、おわり。


続くBパート「エスパーニャンコ」では一切存在を触れられることもなく、まったく出番が無いままストーリーが進行。カラ松以外の兄弟が仲良く夕焼けの町に消えていく中、最後に頭と腕に包帯を巻き、松葉杖をついた痛々しいカラ松の姿が映り……

「(一松と)扱いが全然ちがーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

……と、悲愴な身上を叫んで第5話は幕を閉じた。


『おそ松さん』では5話Aパートとして、Bパートの「エスパーニャンコ」とセットで放映されたのだが、モノクロ時代のアニメ『おそ松くん』第一期でも、エスパーニャンコの登場した第32回Aパート「ほんとのこというな」とセットで、Bパートに「10万円の怪電話」という話が放映されており、こちらも誘拐事件をネタにしたエピソードになっているため共に元ネタとして意識している可能性がある。 r /> (あちらでは六つ子の誰かが攫われた!→実は攫われたのは間違えられたチビ太だった、という流れなのだが、チビ太を助けるのに10万円を支払うのを両親が一旦は渋る展開)


後日談



年末スペシャルさん」の放送から数か月後、第二松(DVD.BD第2巻)のリーフレットにて、カラ松事変関係の以下の事実がさらに判明する。

  • カラ松事変の終盤の台本に「カラ松が死んだ」という旨が記載されており、ギャグ漫画でよくある死亡オチであることが判明する。
  • 上の死亡オチを受けてか中村悠一は、同リーフレット用のインタビューにて、「Bパートは(エスパーニャンコは)カラ松が復活するための話」と語っている。

カラ松の勘違い系痛さとナイーブさの融合により絶妙な哀愁ギャグに結実した有名エピソードになったが

後に松原秀脚本の「おんせん松さん」スタンプラリーでカラ松が「誰にも探してもらえないのはツライものだぞ?」 「メ、メモリーがぁ」と述懐する後日談ギャグが登場する。


関連イラスト

養うザンスバーロォ!!!


関連タグ

おそ松さん カラ松 チビ太

エスパーニャンコ

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