CV：恒松あゆみ
説明
『キラキラ☆プリキュアアラモード』第37話に登場した女性で、キラ星シエル/キュアパルフェがパリで開いていた店のオーナー。
同話で明かされた経緯によると、かつて天才パティシエ・ジャン=ピエール・ジルベルスタインをパリで開く店に誘おうとしたが断られてしまい、彼の工房で修行していたシエルを代わりにスカウトしたことで、シエルはプロのパティシエとして世に出ることになったのだということ。
ただし、ソレーヌはシエルがジャン＝ピエールの弟子筋だからでスカウトしたつもりはない。この時に実際にシエルのスイーツ作りの様子を目にして、その腕前に惚れ込んだのである。
ソレーヌは、シエルは必ず世界一のパティシエになれると信じており、マネジメントと投資を惜しまずつぎ込みシエルをバックアップしてきた。シエル自身もソレーヌを自分にチャンスをくれた人物として大変感謝はしている。
しかしシエルはある日突然置き手紙一枚を残してソレーヌの店を出ていっていちご坂へと旅立ってしまった。そこで彼女は自分自身の店を開くことになり、それが本編の第19話のタイミングとなる。
シエルは自分の本当の出自のことをソレーヌには隠していたのでどうしても細かい説明ができなかったところもあるだろうが、店の辞め方としては誠意を欠いていることは否めず、ソレーヌは全く納得していなかった。
パリで世界パティシエコンテストが開かれることを機に、シエルをパリへ連れ戻そうと37話で日本へやってくる。シエルが入り浸っているキラキラパティスリーに乗り込んで宇佐美いちか/キュアホイップ達にシエルの過去を暴露して彼女を連れ戻そうとする。
作中ではスイーツの本場であるパリに比べていちご坂みたいな街はシエルにとっては何の価値もないとかなりのディスりっぷりを見せていたが、それは別にいちご坂への悪意があってのことではなく、この街がどんなに優しく温かいところであっても、それはシエルが世界一のパティシエになるための役には立たないと冷徹に考えているからだ。ソレーヌはシエルの「夢と希望」を叶えるためにはこんな小さな街でぬるま湯に浸かったように満足していてはいけないと、シエルのためを思ってこそ考えていた。
しかしシエルがいちか達とともに作ったハムスターパンプキンプリンを食べたことで、シエルがキラパティで過ごした経験が新たな成長に繋がっていることを理解する。最終的にパリへ強引に連れ帰るのは諦めたが、代わりに世界パティシエコンテストへ「キラパティ名義で」参加することを提案。シエルはそれを承諾し、キラパティメンバーはパリへ旅立つことになった。
パリではまた色々なことが起こるのだが、その顛末はTV本編ではなく『映画キラキラ☆プリキュアアラモード_パリッと!想い出のミルフィーユ!』で語られる。
余談
演じている恒松あゆみさんはプリキュアシリーズ初参戦であるが、1時間前の世界(現1時間後)で蛇の戦士そっくりのキャラの声を演じていた。
