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簿記の編集履歴

2017-11-29 00:25:52 バージョン

簿記

ぼき

「簿記」とは、仕事や社会的活動を行った時に帳簿に記録すること。

概要

お金の出入りを記録しておくものであり、端的に言えばお小遣い帳や家計簿も簿記の一種。これらは「単式簿記」と言うが、さらに細かく記録を分けておく「複式簿記」もある。商売で使われる簿記はほとんどが後者。


日商簿記検定という資格もあり、単に簿記といえばこの資格のことを指す。

仕事だけでなく、生活の面でもできるようになっておいて損は無い能力。どの分野であれ、生活していく上で役に立つ。

て言うか、これができないと一人暮らししているときに大変なことに…。


歴史

ルネサンスイタリアの数学者ルカ・パチョーリが著した『スムマ』という本に、複式簿記の原理が体系立ててまとめられており、一般的にはこれが最古の複式簿記についての書物とされる。

スムマに先立つこと36年前に『商業技術の本』に同様の記述があった(ただし、出版されたのはスムマより後)ほか、これらはあくまで既存の技術を「紹介」したに過ぎないため、実際の起源はさらに遡るとみられる。

『スムマ』は当時の公用語のラテン語ではなく、通俗語であるイタリア語で書かれていたため、多くの人に読まれ、ヨーロッパ全体、そしてアメリカへ複式簿記の知識が渡ることになる。


日本においては幕末から明治初期にかけて伝えられた。

アメリカやカナダで使われていた簿記の教科書を福澤諭吉が翻訳した『帳合の方法』が多くの学校で採用された他、お雇い外国人のアレキサンダー・アラン・シャンドが大蔵省に銀行簿記の技術を伝えている。

これ以前にも長崎の出島で南蛮商人が複式簿記を使っていた記録があるが、日本国内に広まることはなかった。

また、日本の商人たちも独自の帳簿技術を持っていたが、全国的に統一されたものではなかったようである。

関連タグ

家計簿 確定申告 勘定科目 簿記検定 日商簿記検定 日商簿記 税理士 会計


新田美波:リアル346プロ企画にて、日本商工会議所の日商簿記イメージキャラクターに就任。ウェブ検索しても出てくる。

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