概要
カメやムカシトカゲと同じぐらい古くに現れたグループで、鎧のような皮膚に覆われた大きな体と、力強い尾を持つ。恐竜や、その子孫である鳥類に近い生き物と考えられていて、爬虫類としては珍しく、鳥のように群れで行動したり、熱心に子育てをしたりする。ワニ類は、三畳紀後期にとても繁栄していたグループであった。現生のワニのイメージから、半水生の動物と思ってしまうが、元々は陸生の動物であった。白亜紀には二足歩行のワニや草食のワニも出現した。白亜紀末の大量絶滅で完全に絶滅しなかったものの、ごく一部しか生き残らなかった。