スーパーロボット大戦X-Ωの世界へようこそ!
出撃、お願いします!
概要
イヌイやシャッテと同じく火星調査団「アルファオメガ」の一員でオペレーターを務める少女。新人で失敗も多いが、明るく努力家の性格から調査団員に可愛がられている。
…だが、二人がヴァンアインの能力で地球へと転移した事で、無くなく地球へ帰還。新たな火星調査団「ソリス」のメンバーとして無人島の施設で訓練を受けている。一方で彼らが生きている事を知らされていない。
ゲーム中では、チュートリアルやログインボーナス画面、ローディング画面で何度も顔を見る事になるキャラである。
大型アップデートの際、ヴァンアインに続く新規のオリジナルロボ「ハインヘルム」に乗っての参戦、担当声優は三上枝織が務める事が発表された。
一周年記念に於いて上述のログインボーナス画面で声を発する様になる。
そして、7月にイベント『オリーヴと三人の仲間たち』でメインの主役として登場。調査団用量産型ロボのテストパイロットとして厨二病のベルタ・ベルンシュタイン、古風だが攻撃厨でメシマズのアマノミヤ・アヤメ、電波系天然イタリア娘カタリーナ・カンパーニらと忘れ去られた無人島基地で出会い、島で起こった不可解な事件に遭遇する事となる。料理の腕はクスハとは異なり大丈夫である(寧ろ上述の同僚が製作したオムライスを食して二度も三途の川の花畑へ逝っている)。女子力は寧ろ高いと評されている。
オペレーターという役職柄誰にでも人当たりよく接するがそれ故にストレスを溜め込むタイプでもあり、とあるイベントではベルタの無茶振りに耐えかねて尊大かつ攻撃的な「冥王」と名乗る別人格が出現した。この時の一人称は「妾」である。
通常より厳しい訓練を終えた後に自主練を行い、ランニングをしに行く等、オーバーワーク(エーメル曰く「ちょっとってレベルじゃない」)と言われる程の量の努力をしているが、それは自身の実力不足と不器用さを自覚している故のものであり、その努力の甲斐もあって自分よりも実力が上のカタリーナとエーメルの勝負に割って入り、勝利している。
火星遺跡襲撃事件の数少ない生き残りであり、その時の体験(グーニラ曰く「本物の地獄を見た」、「仲間たちが次々とやられていく中で、なにもできずに帰還するしかなかった。そんな彼女の想いは、推し量ることもできない」)から心の中には「誰かを守りたい」という決意と覚悟を秘めており、時として自身を顧みない行動に出る場面もみられる。
大人しい系で可愛い系の女性のハズだが、後述する通り何故か女性にモテる。
シャッテと同じくビキニ姿の全身イラストが用意されている。こちらはスカート付きの可愛らしい水色のビキニであるが、スカートの中がTバックになっており、プロポーションを強調したシャッテとは別の意味でセクシーな格好に仕上がっている。
10月中旬のアップデートでSRRユニットでのパイロットカットでは所謂乳揺れ使用に変更されている。
パイロットステータス設定の傾向
彼女の搭乗機は味方へのバフや回復を持っており、自身を含めた自軍サポートに特化している。
精神コマンド
愛、閃き、補給
熱血、信頼、閃き+(パイロットパーツ装備時)
アビリティ
ノーマル(ディフェンダー)
アビリティ名 | 効果 |
---|---|
ガードアップ | 防御発生率アップ |
援護防御Lv.2 | HP2/3以上で、装甲大アップ |
盾斧戦闘調整 | HP2/3以上で、装甲大アップ、攻撃力アップ |
冥府の一撃 | HP2/3以上で通常攻撃に低確率燃焼、スロウ効果付与 |
サポートアビリティ
天然オペレーターの特製チョコ(味方戦艦のHP1/2以上で攻撃力大アップ、装甲アップ)
持ち前の明るさ(アルファオメガの宇宙服)(攻撃力大アップ、命中率、回避率アップ)
冥王オリーヴ(私服)(ボスWAVE時に攻撃力、回避率大アップ)
明るいサンタさん(サンタ2016)(WAVEが進むごとにHP回復)
人間関係
オリーヴの同僚となる女性パイロット達。彼女達の言動に日々ツッコミながらオリーヴが纏めていく形になっている。ベルタとは意外と趣味が合う様で年頃の女子トークをすることも多く、落ち込んだ彼女をオリーヴが慰める姉と妹のような関係になってきている。アヤメとはお互い真面目同士だがアヤメの方がポンコツのためオリーヴはそのフォロー役に回ることが多い。カタリーナにはチームメイトというレベルを超えた好意を寄せられており、事ある毎に猛アタックを受けている。また本気で怒って見せることで、普段は誰にも従わないカタリーナの手綱を握る一面も。
ソリスのエリートメンバー。彼女からも好意を寄せられるようになる。現状ソリスでオリーヴがタメ口で話している唯一の存在。
オリーヴと同じ元アルファオメガのメンバーでオリーヴの「本物の地獄」の体験を知る人物。オリーヴの事を「優しすぎる」と評している。彼女の「普通ならその件がきっかけで、心が挫けてしまってもおかしくはないが彼女は火星で仲間が生きているかもしれないという望みを掛けて、再び火星に行こうとしている」という覚悟を見込み「我が娘のパイロットに相応しい人材」と言われている。
印象的な名台詞
ログイン時
「これが今日のログインボーナスです!」
「どうぞ!ログインボーナスです!」
「ログインボーナスをどうぞ!」
ログインボーナス時の台詞。
「今日は特別ですよ!」
「一週間、お疲れさまです!」
特別なログインボーナス時の台詞。
戦闘時の台詞
「私、パワーアーップ!」※熱血
「やる気、充填です!」※閃き+
「皆さん、頑張ってください!」※信頼
パイロットパーツ装備時の精神コマンド使用時の台詞。全体的に元オペレーターということもあってか、彼女らしい明るい表現である。
「こんな格好でも、ちゃんと仕事はします!」
パイロットパーツ装備時のアタッカーの必殺技使用時の台詞。ボイスPPを装備すると全て格好が水着になる。実は気付いていないユーザーも多いことではあるがオリーヴが主役として活躍する最初のシナリオの最後の戦闘では水着に着替えたまま操縦しているのでこの機体に限ってはPPを装着しての必殺技発動はシチュエーション的にはおかしくは無い。
「よーく狙って…バンッ!」※シューター
「悪い子には、お仕置きです!」※ディフェンダー
パイロットパーツ装備時の必殺技使用時の台詞。どちらも彼女らしい独特の表現の戦い方である。
「全力で行きます!」
パイロットパーツ装備時のアタッカー(強襲型)の必殺技使用時の台詞。
「集中力、全開です!」
パイロットパーツ装備時のシューター(強火型)の必殺技使用時の台詞。
「訓練の成果を、ここで見せます!」
パイロットパーツ装備時のディフェンダー(強防型)の必殺技使用時の台詞。
「これで、お終いです!」
パイロットパーツ装備時のアタッカー(強襲型・プラズマラリアット)の必殺技使用時の台詞。
シナリオ時の台詞
「でもでも、放置なんて出来ません!」
「...見てるだけなんて、私もう嫌なんです!」
「良かった...。ちゃんと助けられて」
「どこか打ってるかもしれないので、医務室に行ってくださいね?」
最初の2文はイベントシナリオ「聖夜に響く声色は」、最後の2文はイベントシナリオ「この素敵な出会いに」より。火星で仲間が次々とやられていく中、その時は何もできずに帰還するしか無かった。その時の経験から彼女にとって助けられるかもしれないのに見ているだけなのは死ぬより後悔する思いであり、だからこそ自分に出来ることがあれば全力でするのだろう。3文目もその強い覚悟を決めての事で、自身を顧みずに全力で飛び出していきエーメルを助けることが出来たからこそなのだろう。最後の1文は自分も怪我をしているかもしれないのに他人の事を先に気遣う優しさが現れている。
「はい、私たちからのバレンタインチョコです」
「これからも、よろしくお願いします」
「それじゃあ、また今度♪」
ユニットシナリオ「その甘さは感謝の気持ち」より。完全にプレイヤーに対して発言しているのでメタであるが普通に可愛い。
「...わかりました」
「なら、姫様を助け出すことに協力してくれたらあなたの望みを叶えます。それならどうです?」
「だってそういう約束だったじゃないですか。カタリーナさんも頑張ってくれましたし」
「一緒に楽しい家庭を作りましょうね!カタリーナさん!」
イベントシナリオ「真春の昼の夢」より。夢の中という設定だが、オリーヴは宇宙の平和を守るためにカタリーナが協力してくれたら結婚すると約束をした。元々律儀な性格な為か誤魔化そうとせずに約束を守りそのままカタリーナとの結婚を受け入れた。約束を守ると決めたためか最後は本人もノリノリである。仮に誤魔化して逃げようとした所でカタリーナがオリーヴをどんな手を使ってでも捕まえようとするのは間違いないだろう。元々初期メンバー全員から好かれてはいたが、本気でオリーヴの事が好きなのはカタリーナだけだった。しかし、本気で好きになってしまった人が増えたため、この夢の様になるかはまだ誰にも分からない。いずれにしてもこの2人が居る限り、オリーヴに男が寄ってくることは無いだろう。
「それでも、大きな一歩です。そのために私たちは集まったんですから」
「ようやく戻って来れたんですよね、宇宙に」
「火星まで、まだまだ遠いですけど、いつかまたあの場所に…」
最初の一文はユニットシナリオ「宇宙にあがる、その前に」、後ろ2つはイベントシナリオ「宇宙と星の少女たち」より。オペレーター時代は何もすることが出来なかった彼女だが今はパイロットとして宇宙に戻ってきた。そんな彼女の強い誓いが伝わってくる。
「ふふっ、ありがとうね。でも、危ないからあんまり近づいちゃダメだよ?」
同上。普段は必ず敬語で話す彼女が普通に喋る珍しいシーンである。子供相手だからというのもあるのだろう。
「あなたが落としたのは、このコーンポタージュですかにゃ?それとも、この海ぶどうですかにゃ?」
「私は、コーンポタージュと海ぶどうの精霊ですにゃ」
「不景気なので、人員が削減されたんだにゃ...」
「まったくだにゃ...」
「それで、あなたが落としたのはどっちだにゃ?」
「あなたは正直者ですにゃ。では、このハインヘルムをあげましょうにゃ」
「この世界は滅亡の危機に瀕しているにゃ!勇者の生まれ変わりであるあなたは、これに乗って戦う運命なんだにゃ!」
「...どうしてもダメかにゃ?」
「その意気だにゃ!」
「みなさん、こんにちは!オリーヴ・オペールですにゃ!」
「私はネコが大好きなのでにゃんこの格好で来ましたにゃ」
「好きな食べ物は、海ぶどうとコーンポタージュですにゃ」
「では最後に、にゃんにゃんダンスを踊ります」
「みなさんも一緒に踊ってにゃ?」
最初から9行目はイベントシナリオ「コーンポタージュと海ぶどう」、残りはイベントシナリオ「コーンポタージュと海ぶどう」より。どちらもほぼ即席で尚且つかなり恥ずかしい格好で行わなければいけなかったのだが、「やらなければいけないこと」と割り切っているためかどちらもそつなくこなしている。色んな意味で優秀なのかもしれない。また、この恥ずかしくて可愛いことが出来るオリーヴをカタリーナは好きになったのかもしれない。
「そこのお嬢さん、お暇なら一緒にお茶でもしませんか?」
「ちょっとこっちに用事がありまして。そしたら偶然、おふたりの姿を見つけたので、思い切ってナンパしちゃいました」
「もしかして、忙しい感じですか?」
「わかりました。じゃあ行きましょうか、ベルタさん」
ユニットシナリオ「波間に漂う冥王」より。用事があってたまたま見付けたのは本当だろうが、そのたまたまがベルタにとっては救いになった。オリーヴがたまに見せるノリの良さとイケメンっぷりはどこで身につけたものだろうか?因みにこのときカタリーナは一切出番が無いのだが、何をしていたかは彼女の名台詞の項目を参照。只、オリーヴが他の女性にナンパしたことが彼女にバレたら、ベルタに理不尽な制裁が下されるのはほぼ間違いないだろう。
「アヤメさん、私はどっちに進むかのアドバイスをすることはできません」
「けど、どんな選択をしても、私はアヤメさんを全力で応援します」
「それは、ベルタさんもカタリーナさんも同じだと思います。アヤメさんは、大切な仲間ですから」
イベントシナリオ「夢のその先へ」より。本物のアイドルと仲間との日々のどちらの道を進むべきか迷っているアヤメに対して。自分はアヤメではないのでどの道を進むべきなのかは分からない。でも理由は何であれどんなに仲間が冷たく突き放してもどんな道を行っても4人で過ごした日々は決して変わることはない。だから例え違う道を歩むことになってもその道を応援することは当たり前の事なのだろう。それが4人で支え合ってきた絆なのだから。
「でも、私って全然足りていないんです。だから、エーメルさんたちよりもたくさん練習しないと追いつけないなって」
「心配してくれたのに、ごめんなさい。私、不器用なんです。だから、これしか頑張り方を知らなくて」
イベントシナリオ「この素敵な出会いに」より。エーメルに自主練の内容がオーバーワークなのではないかと聞かれて。自分には特別なスキルなどもなく、不器用でもあるからとにかく頑張ることでしか良い成果を出すことが出来ないと分かっているからこその台詞である。
「ゴホン、それじゃあ改めて...」
「こんな感じでいいかな、エーメルちゃん」
「なんだか、こんな風にお話しすることがあんまりないから、ちょっと恥ずかしいね」
「ううん、そんなことないよ。これからは、こうやってお話しするね」
「うん、またあとでね」
同イベントより。エーメルから「自分の方が後輩なので敬語はやめてほしい」と頼まれて。子供とか以外だと初めてオリーヴがタメ口を使った瞬間である。オリーヴは単純に頼まれたからタメ口になっただけなのだが、カタリーナにとってはそれが自分よりもエーメルの方がオリーヴと距離が近いように感じたらしく、危機感を覚え、不満をこぼしている。この何気ない事がこの2人の戦いが始まる火種になるとはオリーヴ自身も想像できなかっただろう。複数の女性が1人の男性に好意を抱くことはスパロボのオリジナルキャラでは珍しいことではないが、複数の女性が1人の女性に好意を抱く(しかも本気)パターンは今のところオリーヴだけである。
「駄目です...。このままじゃ、駄目なんです...」
「これじゃあ、どっち勝ってもケンカが続いたままになっちゃいます」
「そんなの悲しすぎます...。折角こうして出会えたっていうのに...」
「わかっています。だから...」
「あのふたりは、私が止めます」
「まだまだ、カタリーナさんやエーメルちゃんには、届かないと思います」
「それでも、私だって訓練はしていますから」
「はい! 全力でぶつかっていきます!」
同イベントより。カタリーナとエーメルの勝負を見ながらの台詞。経緯は何であれ同じ組織の新しい人たちとの交流をすることは良い事だと思っているオリーヴにとって折角出会ったのにケンカをしたままというのは余りにも悲しいことである。だから今ケンカを止めれるのは自分しかいないし、例え自分との実力に差があっても自分だって自主練を重ねて強くなっているからと覚悟を決めて全力でぶつかっていこうとする瞬間である。只この2人がケンカをしている理由がオリーヴにあるため(メカニック曰く「随分と愛されているな」)、少しだけ自覚を持った方がいいのかもしれない(この2人のケンカの理由がかなり特殊過ぎるため自覚しろというのも無茶な話ではあるが)。
「ふたりとも、ケンカはしちゃ駄目ですからね」
「コラッ!言ったばかりでしょうが!」
「...では、こうしましょう。さっきの勝負に勝った私からの命令です」
「カタリーナさんとエーメルちゃんは仲良くすること」
「人を賭けの対象にしておいて、負けたら言うことを聞かないと?」
「それじゃあ、お互いちゃんと謝って仲直りの握手をしてください」
「大丈夫かな、あのふたり...」
「そうですね...。うん、私が何とかしてみせます!」
「はい!全力で頑張ります!」
同イベントより。今までの自主練の成果が実ったのかふたりの勝負に割って入り、見事に勝ちを取ることが出来たものの、それでもケンカを止めない2人に対して。4行目を言われたときには2人共「そんな話無かったし無理」と言ったのだが5行目の正論を言われた時ばかりは、2人共本人の意志を無視して勝手に話を進めたためか流石に何も反論出来なかった(そもそも普通は人を賭けの対象なんかにしたらもう二度と口を聞いてもらえない程怒っていいレベルだが優しいオリーヴだからまだ軽く済ませることが出来たのだろう)。この正論を言われてもなお言うことを聞かなかったら流石にオリーヴに嫌われてしまう可能性を恐れた2人(こんな時にだけ気が合っていた)は表面上は仲直りをすることにした(ただし表情は2人共全く納得している様子では無かったし実際に握手をしたときにお互いが相手の手をずっと攻撃していたが)。一応ケンカはパッと見収まったものの、2人がまだお互いに握手をしながら攻撃し続けているのをみて不安になってしまった。最後の2行はメカニックに「本当に仲が悪いなら、オリーヴがなんとかしてやればいい」と言われて新たな決意を示したものだろう。
その他
関連イラスト
外部リンク
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