闘士ウルトラマンコスモス

ふぁいたーうるとらまんこすもす

『ウルトラマン超闘士激伝新章』に登場するウルトラ戦士。

概要

原点のコスモスと同じく優しき慈愛の心を持ち、相手を痛めつけるような行いは嫌い、例え予期せぬ事態が起こっても決して仲間を攻めたりせず、自身の未熟さを悔やんで号泣するなどまるで仏か菩薩のような広い心の持ち主。

装鉄鋼は法衣のような形になっており、右肩部分にカオスヘッダー・イブリースに似た仁王像、左肩部分にカオスヘッダー0に似た如来像が巨大な翼のように展開されている。

普段はルナモードの姿をしているが、いくら言い聞かせても反省せず調子付きまくる相手への怒りの感情が慈しみの感情を上回るとコロナモードへと変幻し、口調も丁寧語から乱暴な言葉遣いとなり、凄まじい戦闘力を発揮する(原典でもコロナモードへストレスが増大したことで自動変身したことがある)。

戦ったデビロン曰く「そこらの凶悪怪獣より何倍もすげえ」らしい。

「愛って何なんでしょう？正義って何なんでしょう？」

エンペラ星人の待つ皇帝空間にて、星人の策略で同士討ちしそうになっていたウルトラ兄弟達を聖なる光の力で浄化し、自身の主題歌の歌詞の台詞を言いながら登場。

その後はウルトラ戦士達に加わり、エイティと共にエンペラ星人の率いる四天騎星の部下であるデビロンと交戦。デビロンのエイティの心理を突いた卑劣極まりない戦法に徐々に怒りを高めていき、エイティに憑依したデビロンに散々馬鹿にされた挙句「偽善者」と呼ばれたことでついに一線を越え、コロナモードに変身。

「これほど……耐えがたきを耐え、真の平和の道を求め続けている……このオレを……「偽善者」などとぬかしたなァッ！！」

「いやまて。ズタボロにしてから聞き間違えでしたでは取り返しがつかない……もう一度だけ聞いてやるからクリアに答えろ。おまえ……さっきなんて言った？」

あやうく暴走しかけるが、エイティと共にデビロンを撃破。

しかし言葉によって説き伏せられなかったとして号泣してしまった。