概要
『ウルトラマン超闘士激伝』に登場する防具。メタルブレストと読む。
体を極限まで鍛え上げ、武道を会得した闘士(ファイター)が使用する防具であり、当初は闘士ウルトラマンに対し科学特捜隊が「カラータイマーを守れるように」と進呈した。後に、カラータイマーを持たない闘士ウルトラセブンや他の怪獣たちも装備している。
セブンを始めとするウルトラヒーローは、それぞれを支援する組織(ウルトラ警備隊、MAT、TAC、ZAT、MAC、CREWGUYS)から贈与されているが、ウルトラマンジョーニアスやウルトラマン80、ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21らはそれぞれの母星で作られた物を使用している。ウルトラマンヒカリはかつて惑星アーブで作られたハンターナイトツルギの鎧を改造して装鉄鋼にしている。
闘士ウルトラマンジャックのように、攻撃に使用できる装鉄鋼を装備している者もいる。
なお、首領ヤプール率いるヤプール軍団は、防具としての他有り余る力を抑える拘束具として活用しており、ヤプール次元に比べ環境が整ったM78スペースで装鉄鋼を持たずにフルパワーを出すと自分自身の身体すら破壊しかねないらしい。
装鉄鋼の種類
重装鉄鋼(ダブルブレスト)
ゴーデス細胞対策に新規製作された装鉄鋼。ノタニー博士考案の超鏡クリスタル硬材製のエネルギー増幅メタルが使用されており、ゴーデス細胞の侵食(及びエネルギー強奪)から身を守れるほか、シラリーの絶命光線から身を守ることもできる。
なお、物語初期で鋼魔四天王のケムールが装備していた「重装型」は光線技を弾く性質があり、重装鉄鋼化したことでよりその能力は上がった。
邪生鋼(エビルブレスト)
ゴーデスが作り出した「生きている鎧」。全部で
の5つがあり、それぞれが人格を有し、装着車の身体を乗っ取ってその力を限界以上に引き出す。
天騎甲(エンブレスト)
新章の新生エンペラ星人軍の装備。戦闘におけるどういったコンセプトで作られるかは不明。
(作中の事象として説明はないが)闘士グローザムのものはチンピラ然としたキャラに合うファーが付き、暗殺闘士スペクターのものは(実際には使わない)簪に三味線のばちと糸があしらわれ、ファッション性が感じられる。
四天騎星のものはかつての大戦の後エンペラ星人が至高の鎧として作って保険の意味があったらしいことが後に判明、闘士ウルトラマンと闘士ウルトラマンメビウスのブレイブ・ギガントブレイクに敗れたかに見えた彼が新たな血肉とした。当人曰く「今 望みうる最高の闘士エンペラ星人」。
関連項目
聖衣:元ネタ