概要
CV:影丸茂樹
『ウルトラマン超闘士激伝』に登場する帰ってきたウルトラマンもとい新ウルトラマン。作中では一貫して「ジャック」と呼称されている。
常に冷静沈着で大人のたたずまいを見せるクールな戦士で、口調も丁寧。いつもふざけてばかりいる闘士ウルトラマンエースに対するツッコミも冴え渡っている。鋼魔四天王により窮地に陥ったタロウが「こんな時ウルトラマンがいてくれたら」と弱音を吐いた際には、かつての地球との別れを思わせる「他人の力ばかり頼りにしてはいけない」の言葉を返している。
ウルトラの星随一の槍術使いであり、ウルトラブレスレットを自在に組み替えて戦うのを得意とする。
ミステラー星人とは仲がいいらしい。
6兄弟(ゾフィーはほぼ文官なので実質5兄弟)の中で唯一守護闘士に入っておらず、正直若干、影は薄い…。
活躍
初期
第1回銀河最強武闘会ではメフィラス大魔王の差し金により強豪怪獣(カードダスによればベムスターと戦ったらしい)やMATと戦わされ、やっとのことで決勝トーナメントに駒を進めるも、メフィラスの裏工作によって1回戦の対戦相手をエースにされてしまい、優勝候補であるゼットンを食い止めるために自ら棄権した。
決勝戦で暴走するゼットンを食い止めるべくセブンやタロウと共に会場に乱入するが、逆に一蹴されてしまった。
鋼魔四天王襲来時には圧倒的に格上である四天王相手に苦戦するも、弱っていたタロウを仕留めようとしたザラブ星人と相打ちになり、WKOとなった。
闘士として
メフィラスが闘士ウルトラマンに敗北した後、セブンらと共にウルトラマンキングの下で修業を重ね、MATから受け取った装鉄鋼を着用し闘士となった。装鉄鋼のデザインは、ウルトラブレスレットのダイヤとMATアローがモチーフになっている。
第2回銀河最強武闘会においては余裕で予選を突破するも、1回戦でエースキラーの前に膝をつく結果となった。おまけにループ星人ヤンドの側近・アンチラ星人に拉致され、成り替わられてしまった。
アンチラ星人により氷の星で閉じ込められていたが、レオ兄弟とセブンの奮戦により助け出され、ウルトラの星にて治療を受けることとなる。
その後3年間修業を積み、迎えた第3回銀河最強武闘会では600人のバトルロワイヤルを難なく制し決勝トーナメントに進出した。しかし、闘士ゼットンによりまたも1回戦落ちとなってしまった…。
重装鉄鋼ウルトラマンジャック
究極魔神シーダを倒すためメフィラス一味や他のウルトラ戦士たちと共に向かうが、まるで歯が立たなかった。シーダを蘇らせた張本人であるヤメタランスが怠け放射線のため調査班救出の邪魔をしてしまうことを憂いていた時には、ウルトラブレスレットを外して掛けることで怠け放射線をカットし、調査隊は無事救助された(ヤメタランスはこれにより表彰されたが、ヤメタランスに魔神と戦うよう命じていたササヒラーは公務執行妨害で逮捕された)。
OVAではタロウやエースキラーと共に怪彗星ツイフォン破壊に向かうが、そのコアである彗星戦神ツイフォンにしこたまエネルギーを与えてしまい真空波で全滅に追い込まれてしまう。
エンペラ戦役では何をしていたのか全く触れられていないものの、回想シーンを見る限り闘士ウルトラマンと共に三大要塞やエンペラ星人と戦ったようである。
ウルトラマン超闘士激伝新章では亜空間で猛特訓を積み、攫われた闘士ウルトラマンを救うためウルトラ兄弟No.4として皇帝空間に向かった。途中で闘士スペクターの洗脳を受けるも闘士ウルトラマンコスモスに救われ、一気に最上層まで移動。迎え撃つ四天騎星の闘士デスレムをたった1人で圧倒する。
技
OVAで使用。重装鉄鋼の肩口を開き、シネラマエネルギーを照射する。二門で大口径。
「ブラスター」と思いがちだが、作中では「ブレスター」と言っている。しかしブラスターでも違和感はなく、実際どちらが正解なのかは不明。
そもそもブレスターはゾフィーの腕側面にあるマーク、ウルトラブレスターに用いられているウルトラシリーズの造語である。
- 彗星キック
新章で会得。ウルトラブレスレットを右足首に装填し、上空から全エネルギーを込めた跳び蹴りを放つ流星キックの強化版。