CV:成田剣(ドラマCDのみ)
冴羽獠のアメリカ時代のパートナーにして親友。ファルコンこと海坊主とも旧知の仲。
腕はこの2人に匹敵するが、獠に輪をかけたスケベ。報酬の約束さえつけば恋人であろうと容赦なく殺せるほどドライな性格でもある。
漫画第32巻に初登場。槇村香に惚れ、執拗に狙うものの、香と獠のキューピット的な役割を結果的に果たす。
その後、ユニオン・テオーペの依頼を反故にしたことから飛行機ごと爆破されるが、総帥である海原の判断で麻薬「エンジェル・ダスト」を打たれ、獠らと戦う。
九死に一生をとりとめるものの、重傷と禁断症状により筋肉はそげ落ち、銃を握ることもできなくなっていた。
その後、獠と同じ仕事で対決するが完敗を認め、スイーパーを引退。恋人になった名取かずえと暮らし、記者として働いている。
銃を扱う事は出来なくなったが、それを補うように袖にダーツを仕込んだり、発信機を持ち歩くなど他の道具を駆使するようになった。
獠の前歴を語るうえで欠かせない重要人物の一人なのだが登場したのが終盤だったのに加え、登場してからすぐに連載終了が決定したため、出番は少ない。
シティーハンターのパラレルワールドである『エンジェル・ハート』では、ミックを思わせるキャラクターは2012年時点で登場していない。
それどころか、アニメ版を始めとする映像作品への登場も一切ないため不遇なキャラと言える。
アニメオリジナルの登場人物がよくある中で、原作漫画限定という珍しいケースである。