概要
CV:高島雅羅
夫フランクリン・ビダンと共にMk-Ⅱの開発に携わっていた。
夫と同じく仕事を優先する性分であるため、夫の愛人の事を知っていても無関心であった。
ティターンズの憲兵に逮捕された息子カミーユを引き取りに行くが、ガンダムMk-Ⅱを奪ったカミーユの親という事でティターンズに人質にされてしまう。
その後、カプセルに閉じ込められて宇宙空間に放たれ、ジェリド・メサが乗るハイザックに撃ち抜かれてカミーユの目の前で殺害される。
殺される直前にカミーユが投げかけたセリフは「あなたは何やってんです!そんなところで!」という、人質に取られている実の母親に向ける言葉とは思えないほど他人行儀なセリフで、家族関係がどれだけ冷え切っていたか窺い知れる。
しかし目の前で親を殺され、永久にわかりあう機会を失ったカミーユは激しく取り出して慟哭した。
事情を知らずにカミーユの母を殺してしまったジェリドは、その瞬間に言いようのない不愉快さを感じ取り、後で事情を知ったあとにはその罪悪感から
「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものなあ…殴ってもいいんだぜ?いつかの空港の時みたいにな」
と、無駄にカミーユを挑発して殴らせようとするが、当のカミーユは
「軍人は善悪の判断が出来ないし、直接対決では勝ってるから許してやる。代わりにお前の組織を憎む(意訳)」と返してさらに因縁を深めていく。
上記の経緯もあってか、カミーユは女性に対して満たされなかったに母性を求めてしまうらしく、エマ・シーンからはストレートに「マザーコンプレックス」と評される。
ハマーン・カーンとの対決でニュータイプの共鳴により互いの深層心理を垣間見たとき、カミーユの心の底にあったのは、幼いころ母親に可愛がられていたころの記憶であった。