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私、能力は平均値でって言ったよね!の編集履歴

2018-03-05 11:06:49 バージョン

私、能力は平均値でって言ったよね!

わたしのうりょくはへいきんちでっていったよね

FUNAによる小説作品。Web小説サイト「小説家になろう」にて連載中の作品。アーススターより書籍化およびメディアミックス化されている。

FUNAによる小説作品。Web小説サイト「小説家になろう」にて連載中。イラスト(キャラクタービジュアルデザイン)は亜方逸樹

著者・ファンによる通称は『のうきん(能均)』。


概要

異世界転生をする際に「能力値は平均値でお願いします!」と念押ししたはずが、転生先では……と言う小説家になろうでもお馴染みとなった異世界転生物。


センシティブな作品

アーススター・ノベルズで小説化されており、同じくアーススターのコミックレーベルでもあるコミック・アーススターでもコミカライズが連載されている。

作画はねこみんとが担当。


2018年2月27日、自身の活動報告にてアニメ化企画が進行中であることが発表された。その後、アーススターの公式twitterでも正式に発表された。


既刊は原作が6巻、コミカライズが2巻。原作第7巻は3月15日発売予定。


登場人物

マイル / アデル・フォン・アスカム

  • 本作の主人公。前世の善行を原因とした加護により、世界全生物を合算した状態における平均値の能力を持って生まれてきた少女。しかし平均値と言って侮ってはいけない。神からアメーバまで、この世界の全ての種族を合算した上での平均であるため、その強さや権限はぶっちゃけ最強古龍の半分クラス。人間の能力など軽く超えているため、使う技術も「常時発動の収納魔法」だの「超高速の挙動」だの「他者からの認識を曲げて女神のマネ」だのと超破格。この能力を持つに至った後述の事情から、自身の能力を知った際には「私、能力は平均値でって言ったよね!」と絶叫した。前世の感性および反動から性格が、かなり天然方向にはっちゃけている。早い話が頭の良いアホの子
  • 普段はマイルを名乗りハンター家業に精を出すが、実際はアスカム子爵家の唯一の跡取り娘であり、本名はアデル。が、婿養子の実父が愛人と隠し子を作り、家名簒奪を画策。その策謀から逃げ出すために国を捨ててハンターとなった事情がある。
  • 前世の影響からオタク文化をこよなく愛し、自らが生まれた世界にコレを広めようと密かに企んでいる。そのため本作中期よりミアマ・サトデイルのペンネームで小説を書いて出版するようになる。
  • ちなみに「マイル」の名の由来は自らの前世の名である「海里」すなわち、ノーティカルマイル(日本語で言うところのカイリ)より取られており、現世の父に対する決別と、前世の父に対する子としての敬愛を示す名前でもある。
  • 栗原海里(くりはら みさと)
    • マイル(アデル)の前世。両親が生粋のオタク第一世代であるが故に、生まれた時からオタク環境下に置かれてオタク常識を「習わぬ経を読む」が如くに吸収して育ったオタクのサラブレッド。生まれた時から要領も良く成績も優秀。その一方で流行に疎くオタク外の話題についていけないために友人は少ない。また自らの成績の優秀さのために一部の親族が自分(美里)に取り入ろうと醜い争いを繰り広げ、また「栗原さんは優秀」「自分たちとは違う人」とクラスメイトからも距離を置かれてハブられるようになったため、徐々に自らの「優れた能力」を疎み嫌うようになってしまう。
    • 高校の卒業式の日に、後に世界を救う運命にある子どもを助けて死亡する。しかし、その功績を神によって認められて「美里としての記憶」を持った状態での異世界への転生を許され、その際に上述した体験から「能力は平均値でお願いします!」と請願した。が、結果は上記の通り。
    • ちなみに海里の名がノーティカルマイルから取られたのは、彼女の父親が航空関係者であるため。

赤き誓い

マイルの所属する全員女性のハンターチーム。元はハンター学校のルームメイト。

レーナ

  • 炎系攻撃魔法を得意とする魔術師の少女。その特性から「赤のレーナ」の二つ名を持つ。が、マイルと一緒にいたために属性問わず攻撃魔法全般が使えるようになる。赤き誓いの中で最もハンターとしての経験が長くチームの判断役とも言えるが、時に感情に流されやすく自らもその自覚はあるため(一応)リーダーではない。

メーヴィス

  • 騎士の家系に生まれた貴族の少女。騎士に憧れたものの家族に反対され、家出。剣士から騎士を目指すためハンターとなった。マイルと一緒にいたために身体能力などが高くなり、特にスピードが強化される。身長が高く男装の麗人としての押し出しも効くため、チームの外渉や内部調整を担当。その事から対外的には彼女がリーダーという事になっている。

ポーリン

  • 一見、頭脳がふわふわスワップ気味の巨乳少女。だがソレは外見だけの話で、実際には商家出身のしっかり者。多少ではあるが守銭奴めいている。豪商の愛人の娘で将来はその豪商(あるいは取引先)の愛人候補……というフレコミだったが、実は件の豪商に家を乗っ取られた由緒ある商家の娘。マイルと一緒にいたため、彼女から医学を仕込まれ、高度な治癒魔法と水系魔法が使えるようになる。

ミラクル・スリー

初等学校時代のアデル(マイル)の同級生であり、アデル(海里)にとっては前世から数えてすら初めて得ることができた親友たち。

マルセラ

  • 中流貴族の娘でプライドが高いが、その一方で慈悲も深いお人好し。
  • 非嫡子である事から政略結婚の将来を決められていたために諦観していたが、アデルから「魔法のコツ」を知らされて攻撃魔法を使えるまでに能力が上昇し、運命が拓かれる。この事からアデルに恩人として謝意を持ち、アデルが諸事情から学園を去るまでは親友として共に在る事となった。
  • さんざっぱらアデルのアホの子っぷりに付き合わされてきたため「アデル・シミュレーター」とも称される(対アデル限定の)予測演算能力を持つに至る。

モニカ

  • マルセラの取り巻きのひとり。商家出身の少女。

オリアーナ

  • 平民出身の特待生。機転が利く計算高い少女でミラクル・スリーのブレイン。

その他

ナノマシン(ナノちゃん)

  • この世界で使われる「魔法」の正体。ナノマシンが人間の思考を読み取り、これに従い効果を物理的に発現させるのが、この世界における「魔法」である。そのため、魔法を使う人間が「効果を発現させるための具体的なプロセス」を思い浮かべることができないと、魔法の発現があいまいなものになりやすい。一定レベル以上の管理権限を持つ者だけがナノマシンたちと会話をする事ができる。(当然、マイルは管理権限所持者である)

関連タグ

異世界転生 小説家になろう


外部リンク

『私、能力は平均値でって言ったよね!』 |小説家になろう

『私、能力は平均値でって言ったよね!』 |原作特設ページ

『私、能力は平均値でって言ったよね!』コミック版公式サイト

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