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ゴーストガンダムの編集履歴

2018-03-11 23:31:00 バージョン

ゴーストガンダム

ごーすとがんだむ

ゴーストガンダムとは、漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」に登場するモビルスーツである。

概要

マリア・シティでの戦闘後、クロスボーン・ガンダムX-0の補修用パーツを用いて改修が行われたファントム

大幅な性能向上が行われた訳ではないが、それでも一騎当千機として高い性能を発揮する事、そしてこの機体の性能をフルに扱えるのがフォント・ボーのみであった事もあり、カーティス・ロスコの手によって正式にフォントの乗機として彼に託された。

「ゴーストガンダム」の名は、いつまでも敵側が付けた名前で呼ぶ必要も無いという理由でカーティスによって命名されたものである。


基本的なフォルムや可変機構は改修前と大差ないが、細部外装の変更やスラスターの増設が行われており、また頭部に関してはフェイスプレートがよりガンダムらしいデザインのものに改められている他、センサーはクロスボーン・ガンダムと同系統の物に換装されている。


外見上の最大の変更点であると言える銀色の装甲は、カーティスが外惑星探査を行っていた際に発見した希少金属であり、これを全身にコーティングする事で、耐ビーム・コーティングと耐実弾用リアクティブ・アーマーとして機能する、V2ガンダムのアサルト装甲と類似した特性を発揮する。

更に、装甲の張り替えは機体の軽量化と冷却材循環系の効率化を促しており、ベルトマガジン状に連結した強制冷却カートリッジと共にファントム・ライトの稼働時間の延長を促し、戦闘継続能力の向上に繋がつた。


また、ファントム・ライト時に発生するGを軽減するべくコックピット内部には外部装甲と同じく外惑星探査で入手した物質を使用した混合液が充填されている。この混合液は電圧によって粘性を任意にコントロール出来る性質を持ち、衝撃が加わる瞬間に電圧をコントロールすることで、コックピット内空間そのものをクッションに変化させ、パイロットに掛かるGを軽減する事が可能となった。これによって、本来ミノフスキー・ドライブのもう一つのメリットである、慣性緩和機構をある程度補填できるようになった(なお、この混合液は宇宙海賊が用いる他の機体にも採用されている)。


主な武装はファントムと同様であるが、両腰のサブスラスターにフレイム・ライフルが増設されている。

また、シザーハンガーがバックパックに追加され、そこに多目的攻撃兵装「クジャク」を介してクロスボーンX0を接続し、牽引する事ができる。


最終決戦に於いてはキゾ中将の駆るモビルスーツ「ミダス」に対抗する為に左目をあえて木星式モノアイに戻す事で異なる系統のセンサーを二つ装備し、ミダスのミダス・タッチ・フラッシュを防ぐ手段とした。


決戦後は「ゴースト」の名前がフォントに受け継がれた為、以降はファントムに名称を戻された。

またキゾ中将との戦闘で希少金属のコーティングが全て剥がされた為、カラーリングも元の緑色に戻っている。


武装

ファントム・ライト

本機の最大の特徴となる、完成度の低いミノフスキー・ドライブ・システム。

詳細はファントムガンダムの該当項を参照。

(ミノフスキー・ドライブの詳細はV2ガンダムの該当項を参照。)


Iフィールド

対ビームバリア。詳細はこちらを参照。

本機のIフィールド・ビームバリアは非常に強力だが、それ故にビームシールドを併用できない難点も抱えてしまっている。


フレイム・ソード

ファントムガンダムから引き続き使用されている、専用装備。

詳細はファントムガンダムの該当項を参照。

ゴーストガンダムへの改修後も、全身に纏うIフィールドの“嵐”により、ビームの刀身が焔の如く揺らいでいる。


フレイム・ライフル

両腰のサブスラスターに増設されたビーム・ライフル。

サブスラスターから放出されるメガ粒子を、全身に纏ったIフィールドの“嵐”で制御・収束する事で運用されるが、発射されるビームはファントム・ライトの影響で不規則な軌道を描く為、命中率はすこぶる悪い。

射撃兵装としては完全な失敗作となったものの、「曲がるビーム」の存在は敵パイロットをひるませるには充分であり、その心理効果を期待した牽制目的での運用が主となる。

(もしくはゼロ距離射撃で補ってやることが必要)

なお、このフレイム・ライフルのシステムは機体各部のビーム放出口にも転用可能であり、最大出力時には機体各部のファントムライト放出口をビームを発射する為の砲口へと転用できる(これによって本機の「光の翼」は初めて欠陥以外の効果を得た)が、同時に機体にかかる負荷が大きいため排熱問題が更に悪化するという難点もある。


多目的攻撃兵装クジャク

クロスボーンガンダムのムラマサ・ブラスターとピーコックスマッシャーの機能を統合したマルチプルウェポンで、MS用ジェネレーターを内蔵している高性能武器。

通常時の「ライフルモード」、複数の高出力ビーム刃を展開する白兵戦用の「バスターモード」、制圧射撃用の「スマッシャーモード」に切り替えての運用が可能。

蜃気楼鳥形態では機体下部に来る背面バックパックに増設したジョイント用シザーハンガーで掴む事で機首兼MS牽引マニューバーへと変化。この状態からスマッシュモードへ変形させての射撃も可能。


ミダスとの戦闘で大破したクロスボーンX0から受け継ぐ形で最終決戦に於いて装備。

バスターモードでミダスの“帝王の錫杖(カイザー・スタッフ)”と打ち合って圧し折るも、それと同時に大破してその役目を終えた。

(ムラマサ・ブラスターも含めて、敵の武器と相討ちになったのはこれが初)


なお、ゴーストガンダムがIフィールドの“嵐”を纏っている性質上、クジャクのバスターモードはフレイム・ソード同様に揺らぎ、スマッシャーモードの射撃ビーム軌道はフレイム・ライフル同様に歪むはずのため、設定上は実質的に使用不能になるが、劇中はなぜか問題なく運用できていた。

本機のIフィールドは力場操作が可能なので、おそらくはそれで影響を避けられたものと思われる。

(牽制目的の攻撃だったため、命中率低下のデメリットがあまり関係しなかったこともある)


関連項目

機動戦士クロスボーン・ガンダム

機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト

フォント・ボー ファントムガンダム

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