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メルキオルの編集履歴

2018-03-20 04:26:04 バージョン

メルキオル

めるきおる

RPG『テイルズ オブ ベルセリア』のキャラクター。

年齢:130歳(外見年齢は70歳)、身長:165cm

CV:飛田展男


キャラクターデザイン:奥村大悟

概要

人物

「……光があれば影があるように、どんなことにも“犠牲”は必要だ」


対魔士の組織“聖寮”の特等対魔士でフルネームはメルキオル・メーヴィン。対魔士としてのナンバーは「S-3」。

太古の伝承や秘術に通じ、筆頭対魔士アルトリウスの相談役を兼ねる聖寮の長老格である。

対魔士の使命の重さと、それが綺麗事だけでは達成できない事を誰より認識しており、自ら望んで汚れ役を担っている。

知謀と策略を以て組織を影から支える存在だが、自身も特異な術を操る強力な術士である。

聖隷を触媒に、対象の望むものを幻覚として表す幻術も得意としている。


バン・アイフリードの失踪に関わっており、アイゼンは彼を追っている。またアイゼン以外にもベルベット・クラウ一行のとある人物とは因縁があるらしい。

更にある目的のためにザビーダの持つ特別な銃「ジークフリート」を狙っていた。


戦闘スタイル

武器は宝珠で聖隷術をメインに使う。


容姿

表が白、裏がくすんだ青緑のつばがとてつもなく大きい帽子とモノクルを着用。

顔には年齢を感じさせるシミが刻まれ、立派な髭を蓄えており、その見た目は学者のよう。


性格

穢れを生まない「清浄な世界」のためなら悪辣な手段も躊躇なく行い、他人や自分の命すらも犠牲にするマキャベリスト。

張り詰めた状況であっても草花の命を奪うことを躊躇うナチュラリストでもある。


余談

中の人はデスティニー2カーレル・ベルセリオスを演じていた。


関連タグ

テイルズオブシリーズ テイルズオブベルセリア TOB アルトリウス・コールブランド



ネタバレ注意!


暗躍と因縁


かつて、彼には養女がいたのだがその養女こそがマギルゥ(マギラニカ)であった。

類稀なる霊応力を持ち、旅芸人一座の見世物として奴隷のような暮らしを強いられていた少女に目をつけたメルキオルは、彼女の所属していた一座を異端審問にかけ捕らえると、護送中の事故に見せかけて壊滅させ、その少女を養女として引き取った。

その後は、自身の後を継がせるつもりでメーヴィンの姓を与え、対魔士としてありとあらゆる術や知識を教え込み、特等対魔士第4位を意味する「S-4」まで育て上げるが、いつまでも感情を殺す事ができない彼女に期待を託せないでいた。10年前、自身の与えた最終試練で感情を殺すことができなかった為、彼女に幻術を向け、破門する。彼女は心を壊したのと引き換えに幻術から解放された。


聖主カノヌシの神依を完成させる為、シアリーズにソーサラーリングの術式を組み込む。これは命をかけた誓約であり、命を失う事によって徐々に組み上がっていきシアリーズの命が尽きた時に完成する術式だった。

しかし、アルトリウスと決別した彼女は、この術式を持ったまま離反。ベルベットを監獄島方逃がすと、自らを食わせることで完成したソーサラーリングはベルベットに託された。


また、ソーサラーリングと同じ能力を持つジークフリートを狙い、アイフリードの捕縛を企てる。

彼の持つジークフリートに施された"失われた術式"がカノヌシの力を人間に引き出すための必要不可欠なものだったのが理由であった。

アイフリード海賊団がジークフリートという古代の産物持っているという情報を手に入れると、海賊団に"果たし状"を送り、部下の対魔士を配備させた。まんまと船長のバン・アイフリードを単身でおびき出す事には成功するものの、メルキオルがジークフリート本体の形状を把握していなかった事をアイフリードに逆手に取られ、直前にジークフリートを使用して洗脳を解いていた対魔士の使役聖隷「ザビーダ」に託して逃がされた。

捕縛されたアイフリードを監獄島から連れ出し、幻術にかけるなどの拷問を行うも、情報を引き出せないまま業魔化してしまったため、戦闘用の駒として使役する。

その後はザビーダをマークしており、サビーダ及び主人公一行をロウライネに誘き出し交戦。ザビーダの一瞬のスキをついてジークフリートに施された術式のみを読み取る。この成果によって、神依を実用の段階へと向かわせる事を可能にした。


一方で災禍の顕主を自称したベルベット・クラウ一行にもエレノア・ヒュームをスパイとして同行させる。エレノアはベルベット達と行動を共にしたことで聖寮の裏の計画を知り、正式に離反されるが、マギルゥの聖隷であったビエンフーには、逆らえないよう服従の術式を撃ち込んでメルキオルに同行を報告させていた。


ベルベットを深く絶望させ、カノヌシの餌にしようと計画していたが、仲間との絆により思わぬ形で失敗したため鎮めの儀式へ移る。準備の時間稼ぎの為、業魔化したアイフリードを差し向けるも主人公一行に還り撃ちにあった上に、ライフィセットに宿った浄化の力"白銀の炎"によって死に際の一瞬だけ元の姿に戻され、計画をバラされてしまった。

その後キララウス火山に向かったベルベットたちを迎え打つべくシグレ・ランゲツと共に、戦いに出向く。半神依化し山頂にて迎え撃つが敗北し、自身の命と引き換えに火山を爆発させようとするが、マギルゥの術で気をそらされた所をベルベットの業魔手に喰らわれて四聖主を復活させるための力となった。


彼も歴代のメーヴィンと同じく、誓約によって老化を抑え長寿となっていたのだが、その誓約を行うに至った直接のきっかけは、かつての筆頭退魔士のクローディン・アスガードとの出会いだったという。

なお確証は無いが主張やマギルゥを手に置く際の用意周到さに加え、全ての始まりである開門の日にアバル村へ現れたことから、本作における「すべての黒幕」なのではとも言われてる。

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