2008年に行われた企画であり、8月に行われた。なお企画目録は削除され、作品も消えたものが多いが、2017年時点においてもtags.phpにおいて250を超える作品が残る人気企画だった。
概要
Windows98以降、標準で付属する日本語入力システム「Microsoft IME」( MS-IME )に手書き文字を認識して入力候補となる文字を複数表示し、その中からもっともふさわしい文字を選ぶ機能であるIMEパッドが搭載されたため、それを使って絵を描いて遊ぼうという企画であったとされる。
ところがMS-IMEは( 2007以降の新しいバージョンでも )変換精度や学習能力に問題があること、例えば「長文の入力時において誤変換を頻発しやすい」ことと、「間違った用法や誤変換などの問題ある表現を故意かと思うほど学習する」傾向が存在したとされる。
この性能面の低さに不満を持ち、MS-IMEを削除して代わりにWindows用のほかのIME、例えばジャストシステムのATOKやGoogleの「google 日本語入力」そのほか諸々の日本語入力システムなどをインストールしていたユーザーも多く、また、そもそもWindows以外のOSを利用するユーザーはIMEパッドでの企画参加はできなかった。
ただしATOKにも同様な手書き文字の認識機能はあるため、そちらで参加したユーザーもいたようだ( のちにGoogle 日本語入力の正式版にも手書き文字の認識が追加された )。