プロフィール
- 種族:妖魔(下級妖魔)
- 性別:女性
オウミの近海に住んでいた銀髪に褐色肌、頭に角、背中に蝙蝠の翼(鰭?)を備えている水妖。漁師の網にかかっていたところをオウミの領主に助けられ、領主の館の地下で保護されている。助けられたことには感謝しているが、人間の匂いに馴染めず苦しんでおり、仲間の所へ帰りたがっている。
作中の性能
ゲーム的な能力としては、上級妖魔が身に着けている「妖魔の鎧」がなく、精神的バッドステータス耐性を持っていないことが挙げられる。代わりに水属性の攻撃を無効化する「メロウリング」を身に着けており、固有技「生命の雨」「メイルシュトローム(妖魔の具足が必要)」を使用できる。
また、前述の通り鎧を固有装備として持たない為防御力の高い全身鎧や状態異常耐性の優秀な鎧を装備させる事が出来る。
一方で下級妖魔であるため、「プレイヤー側なら敵の下級妖魔から受けるダメージを1/4にする」という上級妖魔特性が働かないという欠点がある。
しかし「妖魔の鎧」自体の性能も見た目ほど強くなく中の下といったところなので、装備によっては上級妖魔より物理的にはタフになれたりする。
仲間に妖魔がいると仲間にすることができるようになるが、サイレンスがいると何も喋らない彼に対し「怒らせてしまった」と誤解して逃げ出してしまう。(その際「ヒー」と色気の欠片もない悲鳴を発する。)ただし同時にアセルスがいれば問題なく仲間にできる。
(イベントの優先順位は『アセルス⇒サイレンス⇒他の妖魔』の順)
余談
担当イラストレーターの小林智美によると、元々男の人魚としてアセルス編のイメージイラストに描いていた物を会社から「メサルティムの公式イラストに使わせてください」と言われ、男だという事は黙っていた。そのため、公式イラストでは(元々は男性を想定していたため)胸が描かれていない。⇒そのイラスト(画像はエンペラーズサガのもの)
〈サガフロンティア裏解体真書、巻末の小林智美イラストレーションの中のメサルティムのイラスト説明より〉
この一件の影響でしばしば『メサルティムは実は男』と言われることがあるが、元のイラストが描かれた時の想定が男性だったというだけで、ゲーム中のメサルティムは正真正銘の女性である。