雪豹

ゆきひょう

ヒマラヤ山脈に棲息する、食肉目ネコ科の肉食動物。

雪豹(ユキヒョウ)とは、食肉目ネコ科ヒョウ属の猛獣である。

解説

名称は「雪の多い地域に住む豹(に似た動物)」である事から。豹とは別の種で、遺伝的には虎に最も近い。ちなみに豹にもそのような地域に住む亜種が存在する(アムールヒョウなど)。

体重は平均45キログラム、体長は1～1.5メートルに達する。

体毛は淡い灰色地に、豹柄に類似した黒色の斑点があり、毛が非常に長い。また険しい岩場などでバランスをとる必要性からか、尾が長め。

夜行性で、基本的に単独で行動する。

主に野生のヒツジや鹿を獲物とする他、鳥や小型の植物食動物を狩る事もある。

大型の得物を襲う割合は10～15日に1度の割合と言う研究結果がある。

毛皮を目的に乱獲されるなど、絶滅の危機にある。

舌骨が固定されているため、鳴き声は豹より猫に近く、「ニャーオ」という声を立てる。

関連イラスト

関連タグ

ネコ ネコ科 猛獣

雪 白

눈표범

ヒョウ属

豹 ジャガー ライオン 虎

黒豹 (毛色でいえば反対に位置する)