概要
「けもの」の本能とは、カクヨムにて大上氏が連載しているけものフレンズの二次創作作品である。
大まかな内容はアニメ11話より分岐したIFストーリー。
もしも巨大セルリアンがフレンズ達によって倒されず、サンドスター・ロウを吸収し過ぎて自爆していたら……という所から話は始まる。
けものフレンズには不相応な終始シリアスな流れだが、その一方でけもフレらしさもしっかり維持されており、二次創作の中でも人気が高い。
あらすじ
「ボク、サーバルちゃんになら、食べられてもいいよ……。」
突如、黒セルリアンが爆散した。
パーク内に、真っ黒なサンドスター・ロウが吹き荒れる。
パークに現れた超巨大セルリアンが自爆。この時飛び散ったサンドスター・ロウの嵐を浴びたフレンズ達は次々に凶暴化してしまい、パークは大混乱。
そんな中、かばんたちは凶暴化したフレンズたちを抑えるべく、動き出すが……
主な登場人物
パークを襲った危機を解決するべく、野生暴走から逃れたフレンズ達と共に異変に立ち向かう。
原作アニメでは特殊な手段を用いないとフレンズ達と言葉を交わす事はなかったが、パークガイドの権限を託されたかばんの指示により、他のフレンズとの会話も可能になった。
作中用語
セルリアンを活性化させる黒いサンドスター。
本作では、これを吸収したフレンズが凶暴化してしまうというオリジナル設定が加わっている。
野生暴走
サンドスター・ロウを吸収したフレンズが陥る症状。
元の獣だった頃の本能のままに活動する状態になってしまい、非常に攻撃的になってしまう。
また、一切の会話が通じなくなり、獣同様の雄叫びや鳴き声しか出せなくなり、言葉によるコミュニケーションや説得は不可能。
この他、野生暴走に陥ったフレンズに傷付けられた正常なフレンズは、傷口からサンドスター・ロウが侵入して野生暴走が感染してしまう。
お守り石
セルリアンの欠片から作った石。
サンドスター・ロウを吸収する性質があり、これを野生暴走したフレンズに押し当てる事で正気に戻す事ができる。
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