概要
ヒロイン犬山まなのお隣に住んでいる小学生。近所付き合いでまなと仲が良く、『まな姉ちゃん』と呼んで慕っている。4話でサッカーボールを持っている事から、サッカーが好きだと思われる。
祖母から妖怪の事や鬼太郎の事を聞いていたため、『見えない世界』の事を信じている(鬼太郎の呼び出し方を知ってる事から、裕太の祖母は過去に鬼太郎に助けられた可能性がある)。
そのため鬼太郎達ほどではないが妖怪に詳しく、べとべとさんの対処法も知っていた。妖怪に対しては恐れよりも興味の方が強く、二度も危険な目にあっても妖怪の事をもっと知りたいとはっきり言うほど(一度目は鬼太郎に「懲りてない……」とブラックな顔で呆れられ、二度目は鬼太郎だけでなく目玉おやじや猫娘達も苦笑させた)。
1話では新宿の吸血木事件を祖母から昔聞いた話に似ていた事から妖怪の仕業だと言うが、蒼馬と大翔から馬鹿にされていた。この時、見かねたまなが妖怪ポストに手紙を出した事が、彼女と鬼太郎の出会いに繋がった。
その後の出番
4話にて再登場。
まなから鬼太郎の事を聞こうとするが、鬼太郎の忠告を思い出したまなに最初は断られてしまう。しかし、その時泣きそうな顔をしたために陥落したまなから鬼太郎や仲間達の事を聞き、更には妖怪の世界に繋がる神社に案内された。
境内で見つけた小さいトンネル(外から見たら幅が小さく、まなは妖怪の世界に繋がっているとは思わなかった)に入り、ゲゲゲの森にたどり着いてしまう。
目玉おやじによると人間の子供は魂が安定せず、人間と妖怪の間にみたいなものだからゲゲゲの森に入る事ができたらしい(まなは入れなかったので、小学生までが対象と思われる)。祖母から聞いた妖怪が実在するのを目の当たりにし、目を輝かせて興奮していた(本性を知らなかったとはいえ、あのねずみ男にも尊敬の眼差しを向けていた)。
鬼太郎は脅し混じりに帰るように進めるが、まなと同様に彼の泣き顔を見て根負けし、ゲゲゲの森に人間がいる事に反対していた猫娘も、彼がまなの知り合いであり、まなから聞いたという猫娘の評価を聞いて気を良くしたのか、ゲゲゲの森の案内に自主的に着いていった(そのため、ねずみ男から「裏切り者」と陰口を叩かれた)。
その最中、好奇心から山爺の棲み家の実を取ってしまい山爺を暴走させてしまう。目玉おやじや鬼太郎達の言うとおりに実を返し、怒りを沈めた山爺に自ら前に出て謝罪した。「どんな世界にも犯してはならない掟がある」と山爺に諌められ、二度としないように忠告された上で、その印を右手に書かれて許してもらえた。
その後、鬼太郎から森であった事を誰にも喋らない事を条件に元の世界に帰された。