概要
その名の通り、骸骨の姿をした女性の妖怪として描かれている。
元は浅井了意の著書『伽婢子』に収められている怪談『牡丹灯籠』の女の亡霊・弥子である。
また更に元を辿ると、中国の「剪灯新話」の中に「牡丹灯記」という名で掲載されている。
ゲゲゲの鬼太郎の骨女
美女に変身する、骨を撃ちだすなどの能力を持つが、本領は他の強力な妖怪に取り入って巧みに利用する弁舌と策略。
つまりねずみ男と同類であり、騙し騙されの内に一度ならずフラグが立っている。
3期では赤舌・大首が倒れた後に骨女だけが生存し、自身の悪巧みにねずみ男を引き込もうとするセミレギュラー的な立場に。
地獄少女の骨女
CV:本田貴子
三藁の一人。藁人形態の色は赤で、首に赤い帯締を器用に巻き付けて変身する。
通常態の容姿は主に露出度が高いオフショルダーの着物を妖艶に着こなす、妙齢の美女。正体は骸骨で、身体の一部を白骨化させることが可能。
色っぽいしぐさで男を誘惑するのが得意。閻魔あいの命令で、変装をしていろいろな所に忍び込む。
人間に変装しているときは「曽根アンナ」を名乗っている。
三藁の中でもあいへの忠誠心は高く、彼女の邪魔をする者は率先して排除すると公言しているが、三藁の中では一番の人情家でもあるため、依頼者に感情移入することも多い。
妖怪になる前は人間の娘・つゆであり、商家に奉公していたが、愛した男であるその家の息子に騙されて駆け落ちを装って連れ出され、そのまま遊郭に売り飛ばされた。しばらくは遊女として生活していたが、妹のように思っていた別の遊女に裏切られ、その相手の男に殺されて川に流された後、死に切れずに妖怪化。骨女として人々を驚かせていたところ、あいと出会って彼女の配下となる
ゲーム『陰陽師』の骨女
夫を見るまで、私は死ぬわけにはいかない。
しかし、夫を見るその瞬間は、嬉しさと悲しさが同時に押し寄せてくる。
夫は家を離れ戦地に赴いた。
戦乱が終わらぬ限り帰れぬ、その代わりに毎晩私に手紙を書くと言っていた。戦死したら白鳥になり、赤い朝霞の中で私の下まで帰り、最後の手紙をくれると言い残し夫は家を出た。
しかし待てど暮らせど手紙は来ず、帰りもない。
(伝記一より)
CV:諏訪彩花
中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師』の登場キャラクター。
もともと普通の女性でしかなかった。
常に冷酷な顔立ちの彼女にはむごい過去があったという。普段はその過去を振り返らないようにしているが
その苦しみは刃となり、心をえぐり続けていた。そして彼女も骨を刃とし、妖として生きることにしたという。
(陰陽師「式神図鑑」より)