か〜!トーマスめ!覚えてろよ!いつか仕返ししてやるからな!
スペック
車体番号 | 4 |
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カラーリング | 青 |
出身 | ロンドン・アンド・ノースイースタン鉄道(LNER) |
モデル | ロンドン・アンド・ノースイースタン鉄道「クラスA1及びクラスA3(TGRPVより)」 |
CV | 内海賢二→三宅健太 |
概要
ソドー鉄道トップクラスの力持ちにして兄貴分を務める大型テンダー機関車。そのパワーは客車20両を牽引できる程。
来歴
元々彼は、かのフライング・スコッツマンの原型である『クラスA1』製作時に、技師長が作った試作機であった(つまり彼はフライング・スコッツマンの兄にあたる。なお、「クラスA1」は後に全て「クラスA3」に改造されたため、彼も「クラスA3」のはずである)。その後しばらくは運用されず放置されていたのだが、本線用としてトップハム・ハット卿が購入し、クルー工場でソドー島入線のために大規模な改修を施され今の姿となる。
運用
ティドマスとバロー=イン=ファーネスを結ぶ急行列車を始め、主に本線の旅客列車の牽引を任されており、彼自身もそれを誇りとしている。反面、貨物列車の牽引が大嫌いであり、彼が貨車を牽くと立ち往生するハメになったり、脱線したりと散々極まりない事態が発生する。
また、試作機の宿命なのか故障も多く、作中でも安全弁が破裂して走行不能になったり、汽笛が鳴りっぱなしになったりとトラブルをちょくちょく起こしている。
性格
威張りんぼうな上、「自分は優秀でソドー島の中で一番偉い機関車である」と思いこんでいる、少しうぬぼれ屋。しかし、与えられた仕事は愚痴を吐きつつもしっかりこなしている辺り、プロ意識はかなり高い。
若干スピード狂なフシがあるが、第7期でスペンサーが登場して以降は彼と凌ぎを削っている。
トーマス達の中ではガキ大将的な存在だが、いざとなるとみんなの兄貴分となったり、ほかの機関車を助けてあげたりもする、実際は仲間をとても大切に想っているツンデレ持ち。
たまにエドワードを「チビ」「役立たずのおいぼれ」「鉄道の恥」などと罵倒している話があるがその殆どがエドワードから教訓を学ぶ展開になるのがオチである。
トリビア
彼の容姿の設定だが、彼はほぼ保存鉄道と化しているソドー島鉄道の大型蒸機としては珍しく同型機がいる(ヘンリー、同じくLNERクラスA3)為、差別化の為こういう設定になったとのこと。
「量産機中のスペシャル仕様の為のテストベッド機でシルエットが量産機と違う」
まぁまったくどこぞのユーラシア大陸の反対側の住民好みな設定になったもんで……
また、炭水車を2両つなぐ彼の兄でもあるフライング・スコッツマンという蒸気機関車が劇場版に登場した。
余談
記念すべき第1話から存在しており、トーマスを急行列車ごと轢いて仕返しして見せた。上記のセリフは当時の初ゼリフ。