ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スペースマフィアの編集履歴

2018-06-07 19:19:04 バージョン

スペースマフィア

すぺーすまふぃあ

スペースマフィアとはメタルヒーローシリーズ第13作目「ブルースワット」に出てくる敵組織のことである。

概要

地球外知的生命体(エイリアン)によって構成された宇宙犯罪組織。その目的は地球の破壊ではなく、征服して土地を奪うことと地球人の隷属化であるため、表立った大規模な破壊行為はせず、隠密な作戦や人体への実験行為が多い。そのため、ブルースワットを除く一般の地球人がエイリアン達の存在を知ることはほとんどない。


エイリアン達は、番組の初期には地球人に理解できない独特の言葉を使っており、スペースマフィアという言葉も地球側のエイリアンの総称という位置づけであった。しかし、番組の中期で組織化され、彼らの正体と目的が明らかになった頃から、ブルースワットに対しては日本語で話すようになり、後期にはなぜか仲間同士でも日本語で話すようになった。


メンバー

マドモアゼル・Q / クイーン

スペースマフィアの首領。当初は発光体を通してジスプに命令を下していたが、ジスプの度重なる失敗から本隊を率いて地球に接近、本隊の多くは地球到達前にゴールドプラチナムに撃たれるも自身は地球に到達した。

人間の女性(美女と老婆、2つの姿に変身できる)と怪物の二つの形態を持ち、人間だけでなく武器や乗り物にもインヴェードできる。常時2人の従者を従えている。

直接姿を現してからはあくまで地球人を奴隷にして支配することを目標とするジスプと次第に意見対立するようになり、彗星を誘導して地球全生命を滅亡させる最終作戦を計画する。

最終決戦ではスターフォートレスからのエネルギーを受けたハイパーショウのドラムガンファイヤーで発生したブラックホールに飲み込まれた。

重甲ビーファイターの特別編にて、ジャマールの魔導師ジャグールの力で特捜ロボジャンパーソンビルゴルディと共に復活。しかし、ビルゴルディとは対照的に弱々しさが目立ち、さらなる野望を覗かす彼と異なりもっぱらブルースワットへの恨みを晴らすことを考えていた。


侍女A&B

クイーンが連れている赤と黒の従者で、立場はジスプより上。二人とも人間に変身する能力を持つ。


ジスプ

スペースマフィアの地球攻撃指揮官。他のエイリアンと違い人間にインヴェードした状態で攻撃を行うことも可能。当初はザジにインヴェードして破壊活動を行っていたが、後に彼をブルースワットに奪還されてからは別の人間にインヴェードして「ムッシュJ」を名乗った。ムッシュJの素体となった男性の素性と本名は不明。

一度ブルースワットに敗れた後、改造手術によってパワーアップし怪物のような姿となり、それを期に首領のクイーンに対する野心を抱き始めることとなる。終盤では自らが支配者にならんとクーデターを起こし、クイーンをスペースマフィアから追放、自ら「キングジスプ」を名乗りエイリアンの頂点に立った。最終的にはブルースワットの猛攻を受けて戦死した。

ジスプが支配者の立場に異常にこだわるのは、故郷の星で彼が支配され、搾取される身分だったことに一因がある。「支配とは、されるものではなく、するものなのだ」と独白しているあたり、スペースマフィアの一員としての残忍さとともに必ずしも絶対悪とは言い切れない面をも併せ持つともいえる。


ゾドー

ジスプ直属の部下である幹部エイリアン。下の「ゴア」の一個体。巨大な水晶の剣を武器とする。インヴェードした人間は大男。序盤より登場しており、スペースマフィア内では一番出番が多い。ブルースワットの日本刀によるメッタ斬りで死亡した。


リーガ

ジスプ直属の部下である幹部エイリアン。ムチを武器とする。インヴェード体は後半ではコート姿。ジスプの強化後はゾドーと共にムッシュJ時の彼と同じく槍を使用。ゾドー同様ブルースワットの日本刀によるメッタ斬りで死亡した。

胴体は鳥人戦隊ジェットマンの魔神ゴーグの改造。


ヤニミ

女性幹部。当初はゾドーと一緒に作戦を指揮していたが、やがて前線に出て直接ブルースワットと対決するようになった。特殊な光線を放つ杖が武器。人間にインヴェードした際にはプロレス技を駆使した。勝浦海岸でブルースワットとプラチナムの攻撃を受け爆死した。


マドモアゼル・エバ

クイーン直属の監察官。地球侵攻作戦に手間取っているジスプの粛清を目的に現れたが、逆にジスプに処刑されてしまった。この件をジスプたちはクイーンに釈明し、不問に処されている。


ゴア

処刑担当のエイリアン。手が剣になっているタイプと鞭になっているタイプがいる。戦闘力が高いためか、作戦遂行中のエイリアンの護衛役なども務める。中盤からは一般エイリアン扱いになるが、処刑部隊としての任務で出撃することも多い。


ザイバー

11話に登場した非常に強力なエイリアンで、シグの在籍していたスペーススワット部隊を壊滅させた過去をもつ。別名「皆殺しのザイバー」。インヴェードした人間(TR-99)はサイボーグに改造されており、分離した状態でもザイバーに操られる。22話では若干形状が異なる同族が登場、どんな些細な音でも聞き取れる聴覚でブルースワットを追い詰めた。


ラビ

女性エイリアン。エイリアンの価値観では相当な美人で、ゾドーも思わず「美しい!」と驚嘆するほど。条件に合った地球人の美女にインヴェードすることによって、あらゆる地球人を美貌で魅惑することができる。


ドクター・アルド

エイリアンの科学者。クーデターを起こそうとするジスプに強化改造を施したが、直後に口を封じられてしまう。頭脳が老化しており、電子頭脳を付けて補っていた。


ザザンガ

スペースマフィア本隊が対ブルースワット用に送り込んだ「最も凶暴なモンスター」。人語は話さず、鋭い牙や爪と高速移動でブルースワットに襲い掛かる。


ゲドン

身一つで数々の星の侵略の先兵をしてきた歴戦の戦士で、圧倒的な力を持つが、宇宙バクテリアに感染し体が石化しつつある。戦闘時と非戦闘時では顔が異なる。


ハル

ゲドンの恋女房。夫の悪事をやめさせるため地球に来訪。ゲドンの身体が宇宙バクテリアに冒されていることを知りつつ、健気に支え続ける。


モーグ

クイーンが送り込んだ宇宙傭兵で、あらゆるメカにインヴェードできるメカ寄生種。あやまって液体火薬RB8を浴びてタイムリミットが迫ったショウを追い詰める。スーツはザザンガの改造。


ゲルマ

新日本遺伝子工学研究所の主任研究員・奥山梨奈にインヴェードし、人間改造の研究を進めるも、研究所の事故の際、その頭に残してしまったデータを取り戻すために再びインヴェードを試みる。

ハイパーショウのドラムガンファイヤーで最初に倒されたエイリアン。


ネロン

その科学力を用いてこれまで数多くの星を滅ぼしてきたスペースマフィアお抱えのマッドサイエンティストで、別名「死神ドクターネロン」。スペースマフィアに協力を要請され、排気ガスの研究をしている片桐教授にインヴェードし、教授が作ったエナジーF2をベースに、人間を凶暴化させるネロンガスを作り上げる。地球襲来以前にワジワジ星に毒の雨を降らせて住民を全滅させたことがあり、ワジワジ星の生き残りに狙われるも返り討ちにした。


ギム

タイムマシンの研究をしていたが、研究を不要と判断したジスプに仲間を殺され、復讐のためタイムマシンを奪って脱走した。劇中ほぼインヴェードしたままの状態で、本来の姿ははっきりとは見せていない。


マザーブラハム

クイーンが呼び寄せた宇宙昆虫。生物に寄生しては成虫となって飛び出るブラハムという子虫を放ち、人々を襲わせる。クイーンはこのブラハムを人間に代わる労働力に用いようとしたが、マザーが放つ特殊な波長を悟られまいと、シグを集中的に襲った。

頭部は超新星フラッシュマンの戦闘員ゾローのマスクの流用。


ギルガ

かつてスペーススワットによって全滅させられたエイリアン一派の一員。ギルガビジョンという幻覚を見せつける能力を持ち、シグに同士討ちをさせようとした。かつてはクイーンに反逆したこともあり、最初は幽閉されていた。


パルス

コンピュータ-に入り込む能力を持ち、ジスプの命により軍事コンピューターをハッキングして核ミサイルを発射させようとした電脳戦士。ショウが放ったミサイルを取り込んだまま虫歯の男にインヴェードし、ジスプの作戦を不服としたクイーンの追手とブル-スワット双方に追われることになる。


マニー

元々はスペースマフィアの分析班で、戦闘経験は全くなし。あらゆるエネルギーを吸収してしまう装置を開発し、ブルースワットの武器全てを防いでしまう。ゴールドプラチナムの力すら奪ってしまったが、ジスプには冷遇され反旗を翻す。子どもじみた性格で、そこをブルースワットにつかれて装置を奪われ、ジスプに処刑された。


ジタン

役立たずとされて処刑されそうになっていたところをブルースワットに助けられる。口は悪いが義理堅い性格をしており、命を救ってくれたブルースワットのために命を投げ出す。


コズマ

ジタンの親友でジタン共々処刑されそうになっていたところをブルースワットに助けられる。花を愛でる優しい性格をしている。二人とも元々宇宙犯罪者ではなく、居場所を求めてやむなくスペースマフィアに入った経緯を持つ。


一般エイリアン

序盤から登場するエイリアン。初期はそれぞれがストーリーの中核で作戦をすすめていたが、中盤以降はいわゆる戦闘員のような立ち位置で活動する。口が触手状になった青い「レト」、口は牙を剥いている赤茶の「ボナ」、呼吸器をつけたような緑色の「ケル」の三種が多数存在している。中盤からレトの亜種で口の触手が短く体色が焦げ茶色の「クイ」や、無数の牙をもつ赤錆色の「グラガ」、終盤にはモーグの同族やデスキーラ兄弟の頭部を流用した名称不明のエイリアン達も登場した。


デスキーラ

スペースマフィアがわざわざ宣伝CMを作って招聘しようとし、シグがその存在を恐れるほど凶悪な宇宙海賊。侵略CM作戦は阻止されたためこの時は地球には来なかったが、後にゴクドウモンの三兄弟がスペースエイリアンの一員として地球に来訪。偽ブルースワットを演じる作戦を行った。

なお、ゴクは機動刑事ジバンのアクムノイド、ドウとモンは巨獣特捜ジャスピオンの地底人の流用で、他に超獣戦隊ライブマンのベガベビーの頭部を改造した個体も登場(こちらはパルスとマニーに流用された)


鬼塚剛三

鬼塚コンツェルン会長。財力にモノを言わせスペースマフィアと結託する。


関連タグ

メタルヒーローブルースワット

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました