概要
CV:松岡禎丞
アルカディア学園中等部2年生・14歳。ロゼッタグラフィーに記された3人目の“ 選ばれしドライバー”。
天才的なドライビングスキルを持ち、その腕はアルカディアのオリジナルジャイロゼッターであるライバードを普通のエーアイカーで圧勝したほど。普段は冷静沈着で無口だが、非常に負けず嫌いな性格でもある。意気地なしを何よりも嫌う。
その独特の(中二病的な)口調や態度からプライドが高く、他の者を寄せ付けないイメージがある。しかしカケルとのレース回で彼の才能を認めたり、メンバーに加わりたいと言った充紀にそれとなく助け舟を出したり、彼に想いを寄せている敵のバレンタインチョコレートをジャイロゼッターで律儀に受けたりなど、柔軟な面もある。
勝負を挑んできたイレイザー01に対しカケルの父である轟健三が現れたあと、絆と言う言葉にも反応し行動に隙が生じる事をいち早く見抜いた事から、機転の利く部分も持ち合わせている。
口癖である「誰であろうと俺の前を走ることは許されない!」はリスペクトするレーサーが言っていたものを自分から真似たものである。
両親は幼い頃に他界しており、幼少期は久石の下で育った。菜々子の知人でもあるが、カケルの存在は知らなかった様である。
40年後の未来ではエネルクス社の施設部隊の隊長となっていたが、ゼタ・フロンティア計画の妨げになると見なしたゼノン上層部に名古屋のコロシアムでソウルイレイザーを装着されドライバー『鉄人』として他のジャイロゼッターを懸け試合の度に破壊し回っていた。
どの程度関係があるのかは定かではないが、「激走!ルーベンカイザー」というレースアニメに、漢字まで同姓同名の主人公が登場している。
ジャイロゼッター
搭乗するジャイロゼッターは日産GT-R。クロードから調整していた物を紆余曲折のうちに受領した。
ライバードと対照的に青のカラーリングで剣と盾の装備をしている。
ファイナルバーストはスーパーソニックバレット。ジャイロアークからミサイル投下された二丁拳銃で撃ちまくり、連結した巨大ライフルで敵を射抜くと言う王道の必殺技である。
更に同型車両三体と超速合体する事で合体ジャイロゼッターGT-RRRとなる。
後に愛車であるフェアレディZをアルカディアメカニック陣に自分のマイカラーの青に変更、レーシングでの極限使用に加えジャイロゼッターへとチューニングしてもらい、最終決戦まで使用する。