概要
『魔法少女隊アルス』とは、2004年から2005年までNHK教育「天才ビットくん」枠内の9分弱で全40話放送された。一般的な魔法少女ものと違い、魔法少女がこの世界にやってくるのではなく、人間の主人公が魔法の世界へ飛び込んでしまうという面白い構図になっている。
ストーリー
ある日、人間の少女アルスは突然魔法の世界へやってきてしまう。そこではなぜかアルスは魔法を使うことが出来、見習い魔女のシーラ、エバと出会う。しかし、魔法の世界には様々な伝統の違いや陰謀がはりめぐらされており、そこに巻き込まれていくのであった。
登場人物
主題歌
エンディングテーマ
「DuDiDuWa*lalala」
作詞 - KOTOKO / 作曲 - 中坪淳彦、KOTOKO / 編曲 - 中坪淳彦 / 歌 - KOTOKO
※DVD版にはメインテーマを使ったオープニング映像がある。映像は本編の映像を使ったもの。
14年ぶりの再放送
2018年7月8日には、5話までという制約付きではあったものの、「お願い!編集長」枠で14年振りという長い時を経て地上波で再放送された。DVD版でしか流れなかったオープニングも史上初めてTVで流れた。(その代わりにサブタイトルとエンディングは流れなかった)
また、放送当時はアナログ放送時代だったため、地上波においては初の地デジ放送がされたことになる。
天才ビットくん及びビットワールドのアニメの中でもこのアニメはシリアス系かつ異質な雰囲気だったこと、当時放送されていた時のことを覚えている人も多かったこともあり、見事にTwitterにおいてもトレンド入りを果たした。
リアルタイムで放送された2004年の時はTwitterなどといったSNSがまだ無かったのもあって、それらにアルスの実況ツイートが目に入るというのは新鮮に感じた人も多いはず。
ただ、この再放送は地域によっては悲劇が起きたりもした。魔法少女隊アルスの再放送がされたこの日は関西では大学サッカーの中継があった。そして、それが延長してしまったが為に再放送自体がされず、涙を飲んだ人も多く出た。関西ではそういう事がよくあるが、何しろこのアニメは14年振りだったので…。
このため、関西では2018年7月14日に振り替え放送がされることになった。