概要
かたや青空を見上げる文学少女、かたや夕日に向かって走る熱血乙女。
対比型コンビの典型とも言える組み合わせであり、対極の個性を持ちながらも互いを尊重しあう姿がよく描かれる。対照的に、片方の深刻なボケに振り回される片方、といった姿も多い。
双方とも普段から会話に敬語ないしは丁寧語を用いるため、やりとりが敬語の応酬と化すのにもかかわらず、他人行儀にはならない独特の距離感をもつ。女性キャラクター同士のカップリングでありながら、おねショタの要素を見出す者も。
書店街として有名な神田神保町はカレー店でも有名なことも、決して無視できないネタである。
ちなみに文香が162cm、茜が148cmと結構な身長差がある。
来歴
初出は2014年11月の『アイドルプロデュース the 3rd Anniversary』におけるSR日野茜の背景とコミュ、並びにそれを題材としたドラマCD『PARTY TIMEは終わらない』。
茜からの呼び方は「文香さん」(コミュでは「文香ちゃん」)。十時愛梨・三村かな子とともにケーキ作りに勤しんでいた際、蘊蓄を披露した姿を「文香さんは頭が良いんですね」と評するなど、この時点ではあまり深い繋がりはなかったようだ。
時は飛んで2016年2月、『スターライトステージ』における楽曲追加に伴う、文香がメインのコミュイベント『 Out of the Page 』にて再び共演することとなった。このコミュの時点ではまだ付き合いが浅いようで、元気な茜にややぎこちなく挨拶する文香の姿が初々しい。互いの呼び方は「文香ちゃん」「茜さん」。
コミュ冒頭では、ライブを控えて屋外でのトレーニングに臨むモヤシっ子の文香に、運動部でのマネージャー経験をもつ茜が付き添う様子が描かれたのだが、二人のキャラクターのギャップと、噛み合っていないようでとりあえず意思の疎通はできているドッジボールじみた掛け合いが絶大なインパクトを残し、「ふみあか」の認知度向上の大きな一助となった。ステージに立った際、サインライトの碧色と、特訓で見上げた青空が重なったことが、ライブを終えた文香の口から語られている。
共にステージに立った速水奏から、茜への恩返しにカレー店へ誘ってはどうかという提案でコミュが締めくくられると同時に、文香がカレー店に行ったことが無い事実も発覚した。文香の性格からして間もなく実行されたであろう茜へのお礼がどうなったのかは、受け手の想像力次第である。
ローマは! 一日で着く!
ローマは一日にして成らず、ですか
それからも知る人ぞ知るカップリングとして勢力を保ち続けていたのだが、スターライトステージ内のコンテンツ「デレぽ」で橘ありすから発生した「文香さんオススメ本」タグに茜が参加した事で再度注目を集めた。
折りしもデレラジ☆に茜と文香の中の人が出演するのを控えた時期の出来事であり、当該回は担当プロデューサー達が寄せたメッセージを皮切りにデレぽや上記コミュのふみあかの話題に多くの時間が割かれ、ユニット名「ボンバー読書」が与えられた。何読んでんだろう
ちなみに一番語っていたのは奏役の飯田友子であり「性格は真逆だが押し付けない、尊重している関係性がよい」という。
また「空想探査計画」収録時に本に触れている場面で茜は文香の事を考えていたとのこと。
その後、選書依頼投稿から40日経って茜の読了報告が投稿された。
元ラグビー選手の自叙伝ですごく面白かったとの事。
「わかりません! お任せです!! 面白いものがいいです!」とアバウトな依頼に対してしっかり茜が楽しく読める本を持ってきた文香とその想いに応えて最後まで読んだ茜の関係に尊みを感じるプロデューサーも多かったという。