概要
うちはサスケに弟子入りの条件として「螺旋丸の会得」を提示されたうずまきボルトだったが、上官である猿飛木ノ葉丸の指導の結果会得こそしたものの、チャクラコントロールに難儀した結果通常よりも一回り小さいサイズになった。サスケからもこの出来を指摘されたことで不貞腐れたボルトは近くの木に術を放ったが、衝突の直前に空中で霧散してしまった。しかし、ボルトが去った後、サスケは彼が標的となった木の表面に螺旋状の傷ができているところを確認する。
実は、ボルトは自覚のないままに雷の性質変化を修行段階から螺旋丸に組み込んでおり、その結果「放ったあとで一瞬消失し、再び出現する」という特殊効果が生まれたのである(これに関しては、チャクラが投げた瞬間に回転を保ちながら極限まで収束し、見えなくなる性質を持ったためである。ちなみにこの螺旋丸を目視出来るのはサスケの万華鏡写輪眼のみである)。術が小さくなったのはこの弊害であり、威力こそ低下したものの、トリッキーな効果に加え、本来近距離で放つ螺旋丸を投擲可能な中距離攻撃として扱えるという利点が備えることになった。これについて、サスケは父親譲りの意外性をボルトに感じている。
なお、雷の性質こそ含まれているが、千鳥(雷切)のような派手な放電現象は起こらない。むしろそういった派手さがない地味であることこそ意味のある術と言える。