CV:小桜エツコ
概要
「妖怪恐怖案件」に記載されていた赤い帽子の少年『雄叫びの略奪魔レッドヘッド』の正体。
真っ赤な体色のネコと幽霊を合わせたような姿をした風船の妖怪。
プリチー族らしい可愛い見た目だが、新しい種族であるウワノソラ族に分類される。
ある妖怪と深い関係性がある存在らしく、好物はチョコボー。
外見相当に幼い性格だがアキノリをデブと呼ぶなどかなりの毒舌。
片言で語尾に「だぜ」をつけて話す。
自分の事を「ジーたん」と言っているが第7話ではナツメに「ジーたん」と呼ばれた。
自分が見た事があるものに変身する能力を持っているが、お手本がないと上手く変身できない。
シャドウサイドの「バーニングドラゴン」もこの能力で変身したもので、風船の弾力ボディで大抵の物理攻撃を無効化してしまう。しかし質感も風船そのものである為、見た目のカッコよさに反してやや威厳に欠けるのが難点。
また、栓を抜かれるとペラペラにしぼんで何もできなくなってしまう弱点もある。逆に膨らんで破裂した場合はすぐに再生できる。
レッドヘッド(声:伊瀬茉莉也)としてカードゲーム「電光石火時代」に興じる男子達と否応無しに何処でも対決し、勝ったらカードを根こそぎ奪う行為をし続けていた。レッドヘッドは一見すると赤い帽子と服を身に着けた少年だが、首が普通ではありえない方向で曲がったり、口や耳などいたるところで不気味に赤く光る眼が出現するなど、普通ではないという事は一目でわかり、切り札であるバーニングドラゴンのカードが出るとシャドウサイドの姿になる。
ケースケを含む子供達から次々とカードを奪っていたが、ケースケの証言から、バーニングドラゴンと同じくアルティメットスーパーレアカードである「ブリザードウルフ」のカードを探し求めていたことが判明。
カードで自分でおびき寄せようとしたトウマとカードゲームで勝負する事になり、追い詰められるとバーニングドラゴンのカードを引いてシャドウサイドに変身するが、トウマが変身した幻魔に敗れて妖怪アークはナツメの手に渡る。
愛犬のポチを亡くした駄菓子屋のお婆ちゃんを慰めようと、ポチに変身しようとするが、お手本になる写真が見つからないので途方に暮れていたところ、テレビのCMで見たブリザードウルフに変身して慰めようとするが、画面が切り替わった事でバーニングドラゴンに変身してしまい、ブリザードウルフのカードを手に入れるため、自分に負けた相手からカードを奪い続けていたのだった。
また、ジュニア自身も「電光石火時代」は楽しいと思っているようだが、あまりに熱中し過ぎてしまうと、無意識にバーニングドラゴンの姿に変身してしまうとのこと。
ナツメ達に事情を話してから、カードを使ってブリザードウルフに変身するとお婆ちゃんの前に現れるが、お婆ちゃんは自分のことを元気にしようとしてくれたジュニアの事には気づいていたようである(死期が近づき霊感が鋭くなったのも理由かもしれない)。
なお、ポチの写真は額縁の中に入っており、容姿はコマさんにそっくりだった。
ネタバレ
以下、ネタバレ
第11話でジュニアが生まれた経緯が判明した。
ジバニャンの毛玉から生まれた妖怪であり、そのためにジバニャンの分身に近いような存在である。
エミちゃんの娘のミホを死神の攻撃から守るため、シバニャンが死神の攻撃から庇った際に毛玉が散らばり、その後、毛玉が合わさった事でジュニアが生まれた。
ジュニア自身、自分がジバニャンから生まれた事を認識しており、当のジバニャンとコマさんに自分が生まれた経緯を説明していた。