概要
映画妖怪ウォッチ「シャドウサイド鬼王の復活」及びテレビ版「妖怪ウォッチシャドウサイド」に登場するキャラクター。
13歳の男の子。マンション暮らしの一人っ子。天野ナツメとは幼馴染みの関係で、同じ学校に通っている。
彼自身に自覚はないが、整った顔立ちをした美男子(イケメン)。
両親は共働きで忙しいために孤独を感じている。
そんなトウマの心の闇へ鬼まろ達が興味を持ち、取引によって「鬼眼ギア」を入手し鬼まろに取り憑かれ妖怪化した人間達をコントロールし、自分の存在感を証明しようとしたが、鬼まろリーダーからは捨て駒程度にしか思われていなかった。
紆余曲折の末、心の闇を克服したことで鬼眼ギアは「妖怪ウォッチオーガ」へと変わり、幻魔への憑依変化が可能となった。
ナツメ達へ救われ、共に元凶である鬼王・羅仙を倒した直後、羅仙が放った血楔で致命傷を負い絶命するが、羅仙の眷族であったはずの3匹の鬼まろ「オグ」・「トグ」・「モグ」に生命を与えられて蘇生した。
それ以来、この世の裏側と真理を垣間見たことや自分が行った罪を清算するために、有星アキノリらと共に妖怪探偵団メンバーとして妖怪恐怖案件解明へ乗り出している。しかし、ネットサーフィンで閲覧しているのは話題の店や品物、お笑い動画と恐怖案件とは無関係なものが多い。
アニメ版
TVシリーズでは、劇場版では見られなかった意外な一面を覗かせている。
天野ケースケからは「イケメン」と認識されており、一緒にカードゲーム「電光石火時代」に興じたりしている上、ケースケに呼び捨てにされても気にしていない。
また、スーパーレアカード『ブリザードウルフ』をご丁寧にスリーブへ入れるなど、ハマったものに対して追求しこだわる面も持っている。
少食らしく、第4話で勿体無い男を誘き寄せるために妖怪探偵団全員でラーメンを注文した際、皆が大盛りを注文していたのに彼だけは普通のを頼んでいた。
お笑いにも関心があり、第6話でケースケが友達のコージ、タンクと一緒に漫才をした際、ナツメとアキノリは呆れ顔をしていたのに対し、彼は真剣な表情で漫才を見ていた。
ちなみに第2話で度々「チャリ」と呟いたり、第27話でコマじろうの口癖である「モンゲーロ」に、怪訝な反応を見せているなどしている。
また頭脳明晰な一面があり、ケースケやジュニアが分からない単語について説明したり、仲間達が気付けなかったことに一早く気付くことも多い。
妖怪探偵団の調査では、主に前線で戦う頼もしい存在。
コロコロコミック版
「鬼王復活」では両親が留守にしがちなことなどから、同じマンションに住む主婦達に気持ち悪がられたりするなど、周囲から浮いている面が強調されており、鬼まろへ憑依されても自我を持ち続けた上、自らの意思で鬼まろの力を使えるようになった。
連載版では互いの相手への反応を見る限り、ケースケとは初対面であったようである。
またアニメ版と異なり、ケースケから「嫌な感じの2枚目」と思われている。
人物
感情豊かなナツメやアキノリとは対照的に、物静かで余り感情が表に出ないタイプ。
しかし本質は2人に負けない程の、自分を省みず他人を助ける優しさと強さを持っていて、映画本編では心を蝕まれながらも鬼まろを守ったり、終盤で鬼王の攻撃を受け重症を負いながらも、皆を守るためにトドメを刺した。
若干中二病の気があるのか、妖怪ウォッチ4のクエスト「稲荷神社を照らす光」では、『3』のイナホの如くヤミキュウビの中二病丸出しの難解な台詞にも動じることなく、どころか自身も厨二な台詞を交えてスムーズに会話していた。
妖怪ウォッチ4公式ツイッターでは、うんちくや趣味、俳句を披露し、度々ファンを沸かせている(妖怪ウォッチ6周年・俳句の日・ピザの日・バレンタインデー)。
関連イラスト
この先、ネタバレ注意
第37話では自分の前世を一瞬思い出した場面があったが、空亡との最終決戦の最中、朱夏を守ることが自身のスピリットであると確信し目覚めさせた。
前世は彼女を守護する腹心「玄冬」という名の鬼であり、空亡となる前の空天の同胞であり、彼の無実を最後まで信じていた。
最後は朱夏・空天の後を追ってトウマから魂が離れて空へと昇って行った。
関連タグ
映画妖怪ウォッチ シャドウサイド鬼王の復活 妖怪ウォッチシャドウサイド
有馬ユウト…雰囲気や「孤独を感じている」という設定が似ている。
今田干治…「両親が共働きで忙しく、中々誕生日を祝って貰えない」という孤独繋がり。