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時をかける少女の編集履歴

2011-06-02 16:23:10 バージョン

時をかける少女

『時をかける少女』とは筒井康隆が1964年から雑誌連載したジョブナイルSF小説。および、この小説を原作として映像化された(同名タイトル)諸作品群を指す。


Pixivでは2006年に上映された映画『時をかける少女』(監督:細田守)を意味することが、もっぱらである。


略称は”時かけ”。

概要

筒井による小説『時をかける少女』は1964年から1966年まで「中学三年コース」及び「高一コース」に連載される形で発表された。その後、1972年の鶴書房盛光社からの出版を皮切りに、現在までに様々な出版社より刊行され、版を重ねる続けるロングセラーとなっている。


1970年代からこの小説を原作とする映画やドラマ、漫画などの映像化作品が量産され、結果として筒井の代表作と位置づけられることとなった。もっとも筒井本人は、この作品の執筆およびそれに基づく作家的評価に対して否定的であり、80年代には映画化作品を皮肉ったパロディ『シナリオ・時をかける少女』を発表している。現在では「稼ぎのいい娘」と評している。


特に有名な映像化作品は次のとおりである。

1972年NHK少年ドラマシリーズ内『タイムトラベラー』『続 タイムトラベラー』

 初の映像化であるとともに、NHKにVTRが保存されていないために伝説化したシリーズ。後に最終回のみ映像が発見され話題となった。

1983年 、『時をかける少女』(監督:大林宣彦

 女優、原田知世の初主演作であるとともに初の映画化でもある。監督大林独自の叙情的な映像表現などから単なるアイドル映画の枠組みを超えた人気と評価を得ている。

2006年、『時をかける少女』(監督:細田守

 貞本義行がキャラクター・デザインを手がけたアニメによる映画化。ネット上での評判から上映規模が拡大したことから話題となった。

2010年、『時をかける少女』(監督:谷口正晃

 2006年版でヒロインに声を当てた仲里依紗がこの作品の主人公で、芳山和子の娘である芳山あかりを演じた。


いずれの作品も、単純に原作を映像化したものではなく、制作者の原作理解や感性、演出手法、制作時期の社会状況などを反映した独自の奥行きをもった仕上がりとなっており、根強い観客の支持を得るに至った。

特に2006年版、2010年版は主人公さえ交替した次世代の物語となっている。


作例

↓Pixivでもっとも投稿の多い2006年版を題にとった作品の例

ときかけ何度も

↓2006年版以外の”時かけ”を題にとった作品の例

時をかける少女


関連タグ

紺野真琴/真琴 2006年版のヒロイン

間宮千昭/千昭 2006年版の登場人物

津田功介/功介 2006年版の登場人物

芳山和子 原作小説のヒロイン、2006年版にも登場


時をかける人々 2006年版のポスターをパロディーした作品につけられることが多い

宇宙をかける少女 ・・・直接の関係はない。たぶん。


未来で待ってる

忘れられない夏

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