キングフォスル

かせきのおう

STGゲーム「ダライアス」シリーズに登場する巨大戦艦。

概要

タイト－のSTGゲーム「ダライアス」に登場する巨大戦艦の一つ。モチーフは生きた化石ことシーラカンス。だからFOSSIL(化石)である。

海洋生物のような見た目をしている敵艦が所狭しと暴れ回る本作の一番最初に戦うことになる巨大戦艦であり、以降のシリーズでも一番手をかざる事の多いまさしく「シリーズの顔」。「魚が出てくるSTGでなんかシーラカンスみたいなやつ」と言われたらほぼダライアスのこいつだと思っていい。

ベルサー製の巨大戦艦であり、ダライアス世界の人類と幾度となく戦闘を繰り広げた因縁深い敵。その因縁は最初の「ダライアス」から「ダライアスバースト」と、数千年以上の戦いの果てで何度も確認されている。

大量のチョパムアーマー(鱗など)を貼り付けた装甲によって、最前線で突撃して戦うという惑星侵略戦争を前提とした戦艦であり、戦艦らしく子機を大量に発艦させて特攻を仕掛けさせることもできる。部位破壊が可能な作品では破壊可能箇所となっており、全部禿げた時の見た目は哀愁が漂う。

チョパムアーマーとは別の鱗のようなモノを飛ばす厄介な範囲攻撃を放つ。最大の特徴は口に取り付けられた拡散粒子砲であり、ゲーム中では複数の方角に同時に弾を飛ばす攻撃として表現されている(亜種によっては武装が変わる)。

設定だけ見ればとんでもなく強い巨大戦艦であるが、実際はゲーム中で一番手を飾る都合上さほど強い敵としては登場しない。道中で登場する一部派生機や強化個体などはその限りではないが、大体は捕鯨という大きな目的を遂げるための最初の関門でしかない。

ダライアスⅡに登場する亜種。ちょっと小さい。

ダライアスツインに登場する亜種。

「ダライアスツイン」と「Gダライアス」に登場する。「ツイン」の個体はベルサー戦艦であり、武装がキングと違うくらい。

一方のGダライアスはベルサーでは無く敵勢力が「THIMA」であり、ある意味で原種(キングフォスル)の原種。フォスル型戦艦とは思えない程デカい。相対すると画面に収まらない。雲海からグレートシングかと思うくらいとんでもない大きさのフォスル型戦艦が出てきたシューターは驚いただろう。

「G」では亜種に「ファイアーフォスル（FIRE FOSSIL）」がいる。こちらも恐ろしくデカい。

「ダライアスバースト」に登場する亜種。本作ではこちらがフォスル型戦艦の原種という扱いであり、改良機にキングフォスルとナイトフォスル（KNIGHT FOSSIL）がいるというちょっと変わった構図を取っている。こんなややこしい設定になったのはベルサーという敵勢力のあり方が原因。

こいつだけfigmaになったり別作品に出張したりとちょっと贔屓されている。

4月1日に登場したフォスル型戦艦。ものすごく長い。

登場した日にちが日にちなせいで戦うことは出来ないが、ゲーム中で存在は確認されている。