「我は災い、今こそ鬼となる!」
人物概要
流派 | 無限一刀流 |
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武器銘 | 紅 鋼 怨 獄 丸(あかはがねおんごくまる) |
出身地 | 京都 |
生年月日 | 寛保三(1743)年九月六日 |
身長 | 八尺四寸 (約252cm) |
体重 | 四十貫目 (約148kg) |
血ノ型 | A型 |
好きなもの | 極限での死合い |
嫌いなもの | 己自身の弱い心、斬るに値しない惰弱な者 |
コンプレックス | 「鬼」 を克服できずに「鬼」 に飲み込まれたこと、己自身の弱い心 |
剣の道について | 斬撃にて破天を得ん、人の命の枷を乗り越えること |
尊敬する人 | 我を討ち滅ぼせる豪の者(未だ出会ったことはない)(剣) |
特技 | 強い剣士と戦う、剣術 |
平和だと思うとき | 鬼と成った後は一度もない |
好みのタイプ | もういない |
「無限一刀流」と呼ばれる剛剣の使い手であること、数年前に無差別殺人を繰り返してきたこと、
そして「鬼」と呼ばれ恐れられていることしか知られていない謎の男。
今は帯刀した者だけを襲っているが、何故、何のためにそのようなことをしているのか知る者はいない。
サムライスピリッツ3作目、「斬紅郎無双剣」のラスボス。
当時江戸を中心に日本中を震え上がらせた「鬼」斬紅郎を討つと言う目的の元に、ストーリーが展開することになる。(ただしコイツと彼女は鬼が目的ではない)
格ゲーで鬼と言うと某極めし者を連想しそうだが、彼の場合は自身の弱い心を克服するために刀を振るう内に鬼になってしまったので、某極めし者とは立場が全く逆と言える。
むしろ「己の弱い心を捨てきれなかったが故に力を渇望し、その結果人ならぬ『最強の鬼』と化した」点ではこの旦那に似ている。
この人といい、根っからのゲームフリークである彼がサムスピを意識して描いたのかは不明である。
斬紅郎といえば、何かと仰々しいセリフの数々。
上記のセリフはもっともマシなモノで、以下に代表的なセリフを挙げる。
「良くぞ来た…などと颱言はすまい。…豪の者よ 兵法極意 全てをもって闘うべし」 (斬サム・登場デモ)
「憐愍こそ愚弄 無心にて斬奸すべし」 (斬サム・勝利メッセージ)
「存生の砌負いし怨憎、我が剣に担いて弔意とせん。以て瞑すべし」 (零SP・絶命勝利専用メッセージ)
普通の人間でありながら天草・ミヅキ・我旺に匹敵する強者である事、鬼と侍の印象を融合させたような威風堂々とした立ち姿、更に深く悲しさを滲ませる背景と、数あるSNK格ゲーのボスの中でもかなり人気が高い。
・・・と言うか、歴代サムスピの中でも1,2を争う「サムスピらしい」ボスと言うべきか。
キャラ性能
その巨躯に違わず、大振りな挙動と一撃の重い典型的なパワータイプ。
ただし『斬サム』ではほとんどのキャラが永久コンボを持っているのに対し、斬紅郎の永久は実戦ではまず決まらない。
その代わり「背後からの永久を喰らわない」という特性があるのである程度は戦えるが、正面からは普通に喰らうため、総合的にはそんなに強いわけでもない。
『天サム』でもボスだが、色々とパワーダウン。ただし「奥義 無限砲」がジャンプ中の相手に当てると10割ダメージという、ぶっ飛んだ性能になった。この技、本来はヒットした瞬間に相手を真上に吹き飛ばす判定が付加されているのだが、「浮き切る前に次の攻撃判定が発生」が目に見えないスピードで起きており、なおかつそれを最大10回程度ループさせているため、3割ダメージ×ヒット回数という現象が発生し、相手は死ぬ。
なおみんなのトラウマと呼ばれて久しい絶命奥義だが、斬紅郎の「無限流奥義 無双剣」は「奥義 無限砲」の超強化版という代物で、ビームレベルにまで高められた剣圧で相手を足首だけ残して蒸発させるという、シンプルだが他のキャラとは一線を画す出が成されている。
とにかく、一撃が重く挙動も大きいため、いかに相手の隙をついて叩き伏せるかというサムスピの真骨頂を体現するキャラである。
関連イラスト
共に長い得物を持つ為か、対峙してても違和感が無い。