概要
布などを口に押し込んだり、噛ませて後頭部で結んでおくもの。
拉致や監禁などの場面で、相手が助けを呼ぼうとするのを防止するため、声を封じる目的で使用されることが多い。また舌を噛めなくなるため、自害防止として拷問の場面で利用されることもある。
因みに遮音性と耐久性の点では、口に物を詰めた上でその上から頑丈なテープでぐるぐる巻きにするのが最も良い。布を使用する場合も、同様に口に詰め物をした上で吐き出せないよう布を噛ませるのが効果的である。
西洋版猿轡にボールギャグがあるが、こちらの方が大きい為、使用した対象を窒息死させてしまう可能性がある為注意が必要。
SMではプレイの妨げになる悲鳴をあげさせない為に使用したり、猿轡によってくぐもった声を楽しむなどの用途で使われる。
なお、英語ではギャグと言う。
いわゆる駄洒落のことをギャグと呼ぶのは、笑ってしまうせいで喋ることが出来ないのを猿轡に例えたため。