概要
ヴォルデモートのペットであり、同時に誰よりも信頼する側近でもある巨大な雌蛇に姿を変えた人間(マレディクタス)。かつてアルカノス・サーカスに居た頃は思いのままに変身できた。避けられない血の呪いの運命をうけいれ 彼女はヘビでいることを選択し、ヴォルデモート卿の分霊箱となる。
その信頼度はルシウスやベラトリックスの比ではなく、ダンブルドアからは「もしもヴォルデモートが何かを好きになることがあるとするなら、それはナギニじゃろう」「ヴォルデモートはナギニを傍に置きたがっているし、いくら蛇言使いとしても異常なほどナギニを強く操っている」と語られるほどである。
常にヴォルデモートの傍に控えているが、ヴォルデモートから重要な任務を与えられた時にのみ別行動を行う。知能が高く、スネイプ殺害をはじめとする攻撃指令はもとより、バチルダ・バグショットという人間に化けてハリーの命を狙うといった動物の域をはるかに超えたヴォルデモートの命令さえ正確にこなしてしまう。
生物でありながらもヴォルデモートが魂を分け与えた分霊箱の一つでもあり、分霊箱の特性としてほぼ全ての魔法を無力化でき、アバダ・ケダブラさえも効かないためその力はただの巨大な蛇に留まらない。また、前述の通り知能が極めて高く短時間なら人に成りすます事さえ可能。
名前の由来は、インド神話の蛇神ナーガ(Naga)の女性形、Nagini。