曖昧さ回避
- 中国の官僚を西洋で指す言葉。1で解説。
- 温州みかんの近縁種「マンダリンオレンジ」及びその加工品の略称。
- 西洋由来の竹ひごゲーム「ミカド」に使われる棒の名称。
- 台湾の航空会社「マンダリン航空」(華信航空)のこと。
- 『アイアンマン』に登場するヴィランの一人。2で解説
- ひょっとしてマンダリン草?
1の概要
中国(主に明朝から清朝)やベトナムの官僚を、西洋人が指した言葉。
元々はマラッカ王国の貴族階層をサンスクリット語で「指導者」と言う意味でこう呼んでいたものがポルトガル語に取り入れられ、「命令者」や「大臣」と言う意味になり、それから英語に取り入れられたもの。
中国の官僚は長きにわたり科挙の試験の合格することばかりに凝り固まって特権意識を振りかざし、民衆の生活に関る事柄を軽んじた。そのため西洋では公務員試験に合格する為に填め込み教育を受けているが倫理観や教育が鳴っていない者や、硬直的で時代遅れの発想を振りかざす官僚を揶揄する意味で「マンダリン」と呼ぶ。
みかんのマンダリンオレンジも名前の由来はマンダリンが来ていた服がこのような色だったことから。
竹ひごゲーム「ミカド」に使われる棒の名称の一つも「マンダリン」なのもこれが由来。「ミカド」に次いで偉いのがマンダリンで、それから下が「ボウズ」「サムライ」「クーリー」となっている。日本と中国がごっちゃなのは…まぁ西洋だし…。
2の概要
CV:大塚明夫(アニメ版)
ジンギスカンの末裔を自称する東洋怪人。息子にテムジンがいる
アイアンマンの宿敵の一人で、古代宇宙船から発見した10個の指輪のパワーを武器とする。(レーザー光線、インパクトビーム、火炎放射、冷凍光線、暗黒光線、電撃、突風、物質崩壊、物質変換、精神支配など)
映画「アイアンマン3」では本人ではなく替え玉が登場。