梅澤淳稔
うめざわあつとし
概要
1960年生まれの東京都出身。
演出を経て東映アニメーションで「GS美神」「ご近所物語」「神風怪盗ジャンヌ」などのテレビアニメのシリーズディレクター(東映アニメーション製作のTVアニメでは「監督」をこう呼ぶ)、「遠山桜宇宙帖 奴の名はゴールド」「GS美神 極楽大作戦!!」などの劇場版映画の監督を務めた。
2003年からプロデューサーに転身。テレビアニメでは「ONEPIECE」プリキュア]シリーズ、劇場版映画では 「ONEPIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」(2005年 細田守監督)、「虹色ほたる~永遠の夏休み~」(2012年 宇田鋼之介監督)など数々の作品を手がける。2013年よりテレビアニメ「聖闘士星矢Ω」を担当(若林豪と共同)。その後テレビ企画部長代理を経て、2015年6月より制作管理部長。
異動に伴い、2015年7月の美少女戦士セーラームーンCrystal最終話の仕上げをもってプロデューサーからは退くこととなった。
プリキュア「シリーズ」の父
梅澤はプリキュアシリーズでは2代目にあたるプロデューサーであり、『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』で初担当。プリキュア映画でおなじみになったミラクルライトはこの時に彼が考案したものである。
その後、TVシリーズにおいても2009年の「フレッシュプリキュア!」から2012年の「スマイルプリキュア!」までを担当した。
彼が担当するまでのプリキュアシリーズは「子供達は慣れ親しんだ同じメンバーをずっと見たがっているのだから人気があるなら2年や3年は同じ主人公で続くのが当たり前、世代交代はテコ入れであり褒められたものじゃない」という扱いだったが、梅澤は4年の任期の間プリキュアはスーパー戦隊シリーズのように1年ごとに完結する作品として作ることを徹底し、前年作品のキャラクターがどれだけ子供たちの人気を集めていようが翌年は別のキャラクターによる新しいプリキュアを楽しんでもらう立場を貫いた。この結果「プリキュアの世代交代」は視聴者の間にポジティブなものとして受け入れらるようになる。
「プリキュアの父」と言えば初代プロデューサーである鷲尾天となるだろうが、「プリキュアシリーズの父」というなら実質的には梅澤となるだろう。
芝田浩樹とは同期入社組で、梅澤が関わったプリキュアシリーズ全4作には、芝田が各話演出として参加している。