魔獣セミマル
まじゅうせみまる
概要
次元戦団バイラム首領である女帝ジューザが、卵をその身に宿して地球に持ち込んだ怪物である。裏次元では誕生すれば「その力は一瞬にして大地を割り、天を焦がす」と伝わっており、過去にも現れたのかもしれない。
人間の苦しみや悲しみを吸って成長するという性質の為、ジューザは部下たちが侵略中であった地球で育てるべく連れてきたようだが、本人は部下全員に裏切られた挙句にジェットマンと組まれて9人がかりでリンチにされて倒されてしまったので、卵を手に入れたラディゲによって育てられた。
数話がかりで幼虫からメイン画像の完全体に成長。ジェットイカロスとの初戦では、イカロスの攻撃が全く通用せず、バードニックセイバーを指二本で受け止めへし折り、両腕をぶった切って完全勝利する。トドメを刺そうとした所に現れたジェットガルーダのダイヤブリザードで凍結され、戦闘は中断してしまう。
続いて単独で出撃してきたガルーダを、新ロボの初登場補正をガン無視という今じゃ考えられない程の強さで完封するが、最大出力のガルーダバーストを喰らいダメージを受けた為に撤退する。
三度目の対決では、ガルーダがグレートイカロスへの合体システム搭載の為に改造中だったので、イカロス単独で立ち向かうもやっぱり歯が立たず、更に改造の終わったガルーダが途中でラディゲに奪われた為に、ガルーダとセミマルの二体掛かりでイカロスを攻めるという悪夢の光景になった。
ガルーダからラディゲを追い出し、遂に完成したグレートイカロスとの戦いでは、スーパー合体ロボの初登場補正を無視して互角に闘うという、やはり今じゃ考えられないような強さを見せたが、隙を突かれてバードメーザーを喰らい遂に倒された。