概要
アパート「がんくつ荘」の住人で引きこもり気味だったり人付き合いが苦手だったりと色々残念な漫画家・不夜城よどみ。隣人でほぼ同居人(もしくは押しかけ同棲中)の白仙あかりや担当編集の羊ヶ丘さんなどと過ごす不夜城さんの日常を赤裸々に描く4コマ作品。
作者は鴻巣覚。
登場人物
- 不夜城よどみ
「まんがタイムきらりマジク」(後に雑誌休刊に伴い「まんがタイムきらり」に移籍)で連載中の漫画家。基本的に打ち合わせ以外はほとんど外出しないくらいの引きこもり、日光に弱いわ少し移動するだけで体力を使い果たすわエナジードリンク漬けでロクに食事をとることも稀だわ……などなど色々と残念なところが目立つお姉さん。隣室に越してきた白仙あかりと交流をもつようになってからはほんの少しずつだが引きこもりやコミュ障気味なところなどは改善しつつあるような描写もある。「不夜城よどみ」はペンネーム。
- 白仙あかり
アパート「がんくつ荘」に引っ越してきた高校生。隣室の不夜城さんと交流していくうちにあっという間に四六時中その部屋に入り浸るくらいの関係になった。不夜城さんに対してはとにかく積極的だが学校やあまり親しくない相手に対しては意外と押しが弱い。
- 羊ヶ丘眠
不夜城さんとジェーニャの担当編集。仕事中は角のアクセサリーを装備している。不夜城さんとは彼女がデビューしたころからの付き合い。
- 羊ヶ丘めざめ
眠の妹であかりのクラスメイト。「委員長」のあだ名がつくくらい真面目で世話焼き。かなりのトレーニング好きでなおかつ重度の脚フェチ。
- ジェーニャ・コースフェルト
きらりの連載作家。不夜城さんの元アシスタント。
- 石神恵
不夜城さんの連載作品の単行本装丁デザインを担当することになったデザイナー。
- 狐塚まくら
羊ヶ丘さんの後輩の編集者。本人は無自覚なのだが心の闇が垣間見えるような言動をさらりとかましてくることが多い要注意人物。
- 王様/がんくつ王
「がんくつ荘」の大家さん。不夜城さん以上の引きこもりでアパート一階の自室は扉も窓もほぼ開かず軽くダンジョンめいた様相を呈している。そんな環境に普段からいることもあってか眩しいものや明るいもの(ライトなど物理的な明るさはもとよりストレートな感謝の言葉なども)が苦手。
- オジキ
がんくつ荘に住み着いているオニオオハシという派手目な鳥。